小学生にもわかる『イギリス』


⭐︎イギリスとは?

🌍 イギリスはどこにあるの?

イギリスは、ヨーロッパの西にある**島国(しまぐに)**です。
海にかこまれているので、日本と少しにていますね。

正式な名前は
イギリス
(英語では United Kingdom といいます)。


🏴 イギリスは1つの国?4つの国?

実はイギリスは、4つの国が集まってできた国です。

  • イングランド
  • スコットランド
  • ウェールズ
  • 北アイルランド

みんなで力を合わせて1つの国になっています。


👑 王さまはいるの?

はい、います。
イギリスには王さまがいます。

今の国王は
チャールズ3世 です。

でも、国の政治(せいじ)を実際に進めるのは「首相(しゅしょう)」というリーダーです。


🚂 有名なものは?

イギリスは、世界を大きく変えた国のひとつです。

🌟 産業革命(さんぎょうかくめい)が始まった国
🌟 蒸気機関車
🌟 サッカーのルール
🌟 英語
🌟 ハリー・ポッター

たとえば『ハリー・ポッター』を書いたのは
J・K・ローリング さんです。


⚽ スポーツは?

サッカーやラグビーがとても人気です。
サッカーのプロリーグ「プレミアリーグ」は世界中で見られています。


🏙 有名な町は?

首都(しゅと)はロンドンです。
大きな時計台「ビッグ・ベン」があります。


🌧 天気は?

雨が多い国です。
でも、そのおかげで緑がとてもきれいです。


🤝 日本との関係は?

日本とは長い友好関係があります。
実は、日本の鉄道や海軍は、むかしイギリスをお手本にして作られました。


🔬 科学者としてひとこと

イギリスは「アイデアで世界を変えた国」です。
蒸気機関、科学、スポーツ、文学…。

国の大きさよりも、知恵と工夫が大切だということを教えてくれます。

⭐︎いつ誰が作った?

🏰 だれか1人が作ったの?

実は、1人が作ったわけではありません

もともと、

  • イングランド
  • スコットランド

別々の国でした。


📅 いつできたの?

👉 1707年です。

この年に、イングランドとスコットランドが話し合って、
いっしょに1つの国になりました。

これを「合同(ごうどう)」といいます。


👑 だれの時代?

そのころの王さまは
ジェームズ1世 の流れをくむ王家でした。

実は、1603年には、
イングランドとスコットランドで同じ王さまになっていました。

それから約100年後、正式に国も1つになったのです。


🧭 今の形になったのは?

  • 1707年 → 「グレートブリテン王国」誕生
  • 1801年 → アイルランドも加わる
  • 1922年 → アイルランドの大部分が独立

そして今の
イギリス
(正式名:グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)
になりました。


🔬 科学者としてのポイント

イギリスは、
「戦って作った国」というより、
話し合いと歴史の流れの中でできた国です。

国は、時間をかけて形が変わるものなのです。

⭐︎イギリス発祥のもの、ことは?

🚂 ① 産業革命(さんぎょうかくめい)

1700年代後半、
イギリス で始まりました。

蒸気(じょうき)の力を使う機械が発明され、
工場でたくさんの物を作れるようになりました。

👉 世界のくらしを大きく変えた出来事です。


⚽ ② サッカーのルール

サッカーそのものは昔からありましたが、
今のルールを決めたのはイギリスです。

世界中で人気のスポーツになりました。


🚇 ③ 世界初の地下鉄

ロンドンで、1863年に世界で初めて地下鉄が走りました。
今もロンドンの地下鉄はとても有名です。


🎾 ④ テニスの大会

世界で一番伝統があるテニス大会
ウィンブルドン選手権
もイギリス発祥です。


📖 ⑤ 有名な物語

『ハリー・ポッター』を書いた
J・K・ローリング さんもイギリスの作家です。

また、世界的な劇作家
ウィリアム・シェイクスピア
もイギリス出身です。


🫖 ⑥ アフタヌーンティー

紅茶を午後に楽しむ文化もイギリスが有名です。
「ティータイム」という言葉も広まりました。


🔬 科学者としてひとこと

イギリスは、
「仕組み」や「ルール」を作るのがとても得意な国です。

スポーツのルール、機械のしくみ、議会の制度など、
世界の土台になるアイデアをたくさん生み出しました。

⭐︎面積、人口は?

📏 面積(めんせき)はどれくらい?

イギリス の面積は
👉 約 24万平方キロメートル です。

これは日本とくらべると…

  • 🇯🇵 日本:約38万平方キロメートル
  • 🇬🇧 イギリス:約24万平方キロメートル

👉 日本より少し小さい国です。


👨‍👩‍👧‍👦 人口(じんこう)は?

👉 約 6,700万人 です。

日本は約1億2,000万人なので、
イギリスは日本のだいたい半分くらいの人口です。


🏙 人はどこに多いの?

いちばん多いのは首都ロンドンです。
ロンドンだけで約900万人以上が住んでいます。


🔬 科学者としてのポイント

イギリスは、日本より小さいのに、
世界に大きな影響をあたえてきました。

👉 国の大きさよりも、アイデアや技術が大切なのです。

⭐︎元々どこから来た人?

🗿 ① いちばん最初の人たち

今から約1万年以上前、
ヨーロッパ大陸から歩いて渡ってきた人たちがいました。

そのころは、海の水が今より少なく、
イギリスは大陸とつながっていたのです。


🛡 ② ケルト人

そのあと、ヨーロッパから来た
「ケルト人」という人たちが広がりました。

スコットランドやウェールズには、
今もケルト文化が残っています。


🏛 ③ ローマ人

紀元前後には、
古代ローマ帝国がイギリスを支配しました。

道や町を作りました。


⚔ ④ アングロ・サクソン人

ローマが帰ったあと、
ドイツやデンマークあたりから
アングロ・サクソン人がやってきました。

「イングランド」という名前は
この人たち(アングル人)から来ています。


🛶 ⑤ バイキング

北ヨーロッパ(ノルウェーなど)から
バイキングもやってきました。


👑 ⑥ ノルマン人

1066年、
フランス北部から来たノルマン人が
イングランドを征服しました。

この出来事はとても有名です。


🔬 科学者としてのまとめ

イギリス の人々は、
いろいろな地域から来た人たちが
長い時間をかけて混ざり合ってできました。

👉 「もともと1つの民族」ではありません。
👉 歴史の重なりでできた国なのです。

⭐︎なぜ英語が生まれた?

🧭 はじまりはドイツのあたりの言葉

今の イギリス に、
5世紀ごろ、ドイツやデンマークのあたりから
「アングル人」「サクソン人」などがやって来ました。

その人たちの言葉が、
英語のもとになりました。

👉 だから英語は、ドイツ語と少しにています。


👑 1066年の大きな変化

1066年、フランスのノルマン人が
イングランドを支配しました。

それから約300年、
王さまや貴族はフランス語を使いました。

そのため、英語には
フランス語の言葉がたくさん入りました。

例:

  • king(王)← 古い英語
  • court(裁判所)← フランス語由来

📖 だんだん1つの言葉に

長い時間をかけて、

  • ドイツ系の言葉
  • フランス語
  • ラテン語

がまざり合い、
今の英語になっていきました。


🌍 なぜ世界に広がったの?

その後、イギリスが世界中に進出し、
英語が広まりました。

さらに、アメリカが大きな国になったことで、
英語は世界の共通語のようになりました。


🔬 科学者としてのまとめ

英語は、

👉 1つの民族が作った言葉ではありません。
👉 いろいろな人の言葉が混ざって生まれた言語です。

言葉も「進化」するのです。

⭐︎なぜ世界中に進出できた?

🚢 ① 強い海軍(かいぐん)があったから

イギリス は島国です。
そのため、船と海の技術がとても発達しました。

世界でもっとも強いといわれた海軍を持っていたので、
遠くの国まで安全に行くことができました。

👉 海を制する国は、世界を広げやすかったのです。


🏭 ② 産業革命が起きたから

イギリスは世界で最初に
「産業革命」を起こしました。

機械でたくさんの品物を作れるようになり、
それを売るために世界へ進出しました。


💰 ③ 商売がとても上手だった

東インド会社などの会社を作り、
海外と大きな貿易をしました。

会社の力で国が広がる、
という形だったのが特徴です。


⚔ ④ 戦争にも勝った

スペインやフランスなどの国と争い、
海の戦いで勝ち続けました。

その結果、世界各地に植民地を持つようになりました。


🌍 どのくらい広がったの?

19世紀には、
「太陽の沈まない国」と言われるほど広がりました。

世界地図の4分の1ほどが
イギリスの影響下にあった時代もあります。


🔬 科学者としてのまとめ

イギリスが広がれた理由は

  • 🌊 海の力
  • 🏭 技術の力
  • 💰 商売の力
  • ⚔ 軍事の力

この4つがそろっていたからです。

国が強くなるのは、
1つの理由ではなく、
いくつもの力が組み合わさった結果なのです。

⭐︎なぜ最初の産業革命はイギリスだった?

🏭 産業革命って何?

18世紀ごろ、
イギリス で

👉 人の手の仕事 → 機械の仕事

に大きく変わった出来事です。

では、なぜイギリスが最初だったのでしょう?


🔥 ① 石炭がたくさんあった

機械を動かすにはエネルギーが必要です。

イギリスには**石炭(せきたん)**がたくさんありました。
しかも地面の近くにあり、ほりやすかったのです。

石炭は蒸気機関の燃料になりました。


💨 ② 蒸気機関の改良

ジェームズ・ワット が
蒸気機関を改良しました。

これにより、工場や鉄道が一気に広まりました。


🌊 ③ 海に強く、貿易が盛んだった

イギリスは島国で、
世界中と貿易をしていました。

原料(げんりょう)を集め、
作った商品を世界に売れました。

👉 市場(しじょう)が広かったのです。


💰 ④ お金を出す人がいた

商人や銀行が発達していて、
「新しい機械にお金を出そう」という人が多かったのです。

挑戦できる社会でした。


⚖ ⑤ 比較的安定した政治

戦争はありましたが、
国内は比較的安定していて、

発明や商売に集中できる環境がありました。


🔬 科学者としてのまとめ

産業革命がイギリスで起きたのは

  • 🔥 石炭というエネルギー
  • 💡 発明家の存在
  • 🌍 世界との貿易
  • 💰 投資するお金
  • ⚖ 安定した社会

この条件がそろっていたからです。

歴史は「偶然」ではなく、
条件がそろった場所で大きな変化が起きるのです。

⭐︎イギリス人は優秀な人種?

🌍 「優秀な人種」という考え方は正しい?

結論から言います。

👉 人種によって優秀さが決まることはありません。


🧬 科学的に見ると

人間のDNAは、
世界中どこでも 99.9%以上同じ です。

つまり、

  • 🇬🇧 イギリス人
  • 🇯🇵 日本人
  • 🇰🇪 ケニア人
  • 🇧🇷 ブラジル人

生まれつきの「能力の差」はほとんどありません。


🏫 では、なぜ国によって違いがあるの?

それは「人種」ではなく、

  • 📚 教育の環境
  • 💰 経済の豊かさ
  • 🕊 社会の安定
  • 💡 挑戦しやすい文化

こうした環境のちがいです。


🇬🇧 イギリスが目立つ理由

イギリス には、

  • 長い大学の歴史(例:オックスフォード大学など)
  • 産業革命の成功
  • 世界との交流の多さ

こうした「チャンス」がありました。

だから目立つ発明や人物が多かったのです。


🔬 科学者として大事なこと

昔、「優秀な人種がある」という考え方が広まり、
それが差別や戦争につながったことがあります。

しかし、現代の科学ははっきり言います。

👉 優秀さは人種ではなく、環境と努力で育つものです。


🌱 もっと大切なこと

どの国の人も、

  • 得意なことがあり
  • 苦手なことがあり
  • 可能性を持っています

「どの民族が上か?」ではなく、
「どうすればみんなが力を伸ばせるか?」を考えることが大切です。

⭐︎イギリスは戦争で負けていない唯一の国?

👉 いいえ、ちがいます。

イギリス は、
たくさんの戦争に勝ってきましたが、
負けたこともあります。


⚔ 有名な「負けた戦争」

🇺🇸 アメリカ独立戦争(1775〜1783年)

イギリスはアメリカの植民地と戦いましたが、
最終的に負けました。

その結果、
アメリカは独立しました。


⚔ ほかにもある?

  • アイルランドとの争い
  • 植民地の独立運動

すべてに勝ったわけではありません。


🌍 ではなぜ「負けていない」と言われる?

イギリスは

  • 🇪🇸 スペイン
  • 🇫🇷 フランス
  • 🇩🇪 ドイツ(第一次・第二次世界大戦)

との大きな戦争で、
最終的に勝った側にいることが多かったため、
「強い国」というイメージがあるのです。

特に第二次世界大戦では、
ドイツの空爆に耐え抜いたことが有名です。


🔬 科学者としてのまとめ

👉 「戦争で一度も負けていない国」は、ほとんどありません。
👉 どんな大国でも、歴史の中で勝ちも負けもあります。

大切なのは、
戦争の回数ではなく、
戦争をしない努力をすることです。

⭐︎イギリスに行くには?住むには?

✈ ① イギリスに「行く」には?

イギリス へは、日本から飛行機で行きます。
東京からロンドンまでは約14時間です。

🛂 ビザはいるの?

日本のパスポートがあれば、
観光なら短期間(通常6か月以内)はビザなしで入れます。

👉 ただし、ルールは変わることがあるので、必ず公式情報を確認します。


🏠 ② イギリスに「住む」には?

住む場合は、ビザ(許可証) が必要です。

主なビザは:

🎓 学生ビザ

イギリスの学校や大学に入学すると取れます。
例:オックスフォード大学

💼 就労ビザ

イギリスの会社に採用されると申請できます。

👪 家族ビザ

家族がイギリスに住んでいる場合。


💰 生活費は?

ロンドンはとても物価が高いです。

  • 家賃は高め
  • 食べ物も日本より高いことが多い

地方都市のほうが少し安いです。


🗣 必要な力は?

  • 英語力
  • 仕事のスキル
  • 生活への適応力

がとても大切です。


🔬 科学者としてのポイント

外国に住むということは、

👉 言葉
👉 文化
👉 ルール

がちがう世界に入ることです。

でもその分、
とても大きな経験と成長が得られます。

⭐︎今後どうなる?

🌍 ① 世界との関係は?

イギリス はEU(ヨーロッパ連合)を離れました(ブレグジット)。

これからは、

  • 🇺🇸 アメリカ
  • 🇯🇵 日本
  • 🌏 アジアの国々

との関係を強めていくと考えられています。


💰 ② 経済(お金の動き)

ロンドンは今も世界有数の金融都市です。

でも、

  • 物価の高さ
  • 経済成長のゆるやかさ

といった課題もあります。

これからは、

  • AI
  • バイオ技術
  • 再生可能エネルギー(風力発電など)

に力を入れていくでしょう。


🏴 ③ 国内の動き

スコットランドでは
「独立したい」という声もあります。

今後も、
4つの国のまとまりがどうなるかがポイントです。


🌱 ④ 環境への取り組み

イギリスは風力発電がとても進んでいます。
脱炭素(だつたんそ)を進める国の一つです。


👑 ⑤ 王室は?

王室は続くと考えられますが、
若い世代では「王室は必要?」という議論もあります。


🔬 科学者としてのまとめ

イギリスはこれから

  • 🌍 世界との新しい関係づくり
  • 💡 技術での再挑戦
  • 🏴 国内のまとまり

この3つが大きなテーマになります。

歴史を見ると、
イギリスは何度も形を変えながら生き残ってきました。

👉 だから今後も「変化しながら続いていく国」になるでしょう。

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