小学生にもわかる『日本』


⭐︎日本とは?

① 日本ってどこにあるの?

日本は、アジアの東のはしにある島の国です。
海にかこまれていて、主な4つの大きな島があります。

  • 北海道(ほっかいどう)
  • 本州(ほんしゅう)
  • 四国(しこく)
  • 九州(きゅうしゅう)

島がたくさんあって、全部で1万以上あると言われています。


② どんな国なの?

  • 人口:約1億2千万人
  • 首都:東京
  • 言葉:日本語
  • お金:円(えん)

日本は「四季(しき)」がはっきりしている国です。
春はさくら、夏は暑く、秋は紅葉(こうよう)、冬は雪がふります。


③ 日本のはじまりは?

とても昔、日本には天皇(てんのう)という中心の人がいて、
今もその制度は続いています。

昔は武士の時代(さむらいの時代)もありました。
そして今は「民主主義(みんしゅしゅぎ)」というしくみで、
みんなの意見をもとに政治が行われています。


④ 日本のすごいところは?

  • 新幹線などの速い電車
  • アニメやマンガ
  • おすしやラーメンなどの食べ物
  • 安全で、落とし物が返ってきやすいこと

また、日本は地震や台風が多い国ですが、
それに負けないように強い建物や防災(ぼうさい)の工夫をしています。

⭐︎日本はいつできた?

実は――「いつ日本ができたか」は、考え方によってちがいます。


① 神話(しんわ)では?

日本の昔の本『古事記(こじき)』では、
初代天皇は 神武天皇 と書かれています。

神武天皇が天皇になった日を、日本のはじまりとしていて、
それは 紀元前660年 とされています。

でも、これは「神話(しんわ)」のお話です。


② 歴史(れきし)としては?

歴史の研究では、
だいたい 3世紀(今から約1700年くらい前) に
日本に「ヤマト政権(やまとせいけん)」という
大きなまとまりができたころを、
国のはじまりと考えることが多いです。

このころ、

  • 王(おう)のようなリーダーがいた
  • 田んぼでお米を作っていた
  • 大きなお墓(古墳)を作っていた

ということが分かっています。


③ つまりどういうこと?

まとめると――

  • 🌟 神話では → 紀元前660年
  • 📚 歴史的には → 3世紀ごろ

日本は「ある日突然できた」のではなく、
だんだんまとまって国になったのです。


実は世界の国も、ほとんどが
ゆっくり時間をかけてできています。

⭐︎いつ島国となった?

日本はもともと今のような島ではありませんでした。


① むかしは大陸とつながっていた

今から約2万年前、
地球は「氷河期(ひょうがき)」でした。

氷がたくさんあったので、
海の水が今よりもずっと少なく、
海の高さが 100メートル以上も低かった のです。

そのため、日本は
アジア大陸(今の中国やロシアのほう)と
陸でつながっていた時期 がありました。


② いつ島になったの?

氷河期が終わり、
氷がとけて海の水がふえていきました。

そして――

👉 今から約1万年前ごろ
日本は大陸と完全に分かれ、
今のような「島の国」になりました。


③ どうしてそんなことが起きたの?

理由は2つあります。

① 氷がとけて海の水がふえた
② 地面が動く(プレートの動き)

日本はプレートという大きな岩の板の上にあり、
その動きで地形が変わってきました。

だから日本は

  • 山が多い
  • 地震が多い
  • 火山が多い

という特徴があるのです。


まとめ

  • 🌍 2万年前 → まだ大陸とつながっていた
  • 🌊 約1万年前 → 今のような島国になった

つまり、日本はゆっくり時間をかけて島国になったのです。

⭐︎人はどうやって来た?

日本に人が来たのは、今から約3万〜4万年前 と考えられています。


① 氷河期に歩いて来た

そのころは「氷河期」でした。

海の水が少なく、
日本はアジア大陸とつながっていた場所がありました。

だから――
🌍 歩いて来た人たちがいた と考えられています。

北のほう(今のロシア側)や、
西のほう(今の中国や朝鮮半島側)から
少しずつ移動してきました。


② 船で来た人もいた

氷河期が終わり、日本が島になったあとも、
人はやって来ました。

そのときは――
🛶 丸木舟(まるきぶね) などの船を使ったと考えられています。

昔の人も、海をわたる技術を持っていたのです。
とてもすごいですね。


③ どんな人たち?

日本に最初に住んだ人たちは、
「旧石器時代(きゅうせっきじだい)」の人たちです。

その後、「縄文時代(じょうもんじだい)」になり、
土器(どき)を作ったり、
森や海のめぐみを上手に利用して生活していました。


まとめ

人が日本に来た方法は――

  • 🚶‍♂️ 氷河期に歩いて
  • 🛶 島になってから船で

つまり、日本人のルーツは
いろいろな場所から来た人たちが混ざり合ってできた のです。

⭐︎日本人の特徴は?

👉 日本人にも、いろいろな人がいます。
みんなが同じではありません。

そのうえで、「よく言われる特徴」をわかりやすく説明します。


① まじめで努力家

日本では、

  • 時間を守る
  • 約束を大切にする
  • コツコツ続ける

ことが、とても大事にされています。

学校や会社でも「がんばること」が評価されやすいです。


② まわりを大切にする

日本では、

  • あいさつをする
  • 列(れつ)にきちんと並ぶ
  • 人にめいわくをかけない

という考えが強いです。

「自分より、みんな」という気持ちを大切にする文化があります。


③ 礼儀(れいぎ)を重んじる

おじぎをしたり、
ていねいな言葉(敬語)を使ったりします。

これは、昔の武士の文化や
長い歴史の中で育ってきたものです。


④ 自然とともに生きる

日本は地震や台風が多い国です。
そのため、自然をこわがるだけでなく、
自然を大切にする心も育ちました。

さくらを見たり、
季節の行事を楽しんだりするのも、そのあらわれです。


⑤ これからの日本人

今は世界中とつながる時代です。

  • 外国で活やくする人
  • 日本に住む外国の人
  • いろいろな考え方を持つ人

どんどん多様(たよう)になっています。


🌟 まとめ

日本人の特徴としてよく言われるのは、

  • まじめ
  • 協力を大切にする
  • 礼儀正しい
  • 自然を大切にする

でも一番大事なのは――

👉 ひとりひとり違う、ということです。

⭐︎世界から見て日本はどんな国?

世界の人たちは、日本をどんな国だと思っているのでしょうか?
わかりやすく説明します。


① 安全でまじめな国

多くの国の人が、

  • 夜でも歩きやすい
  • 物をなくしても戻ってきやすい
  • 時間に正確

と感じています。

「安心して旅行できる国」というイメージが強いです。


② 技術(ぎじゅつ)がすごい国

日本は、

  • 新幹線
  • 自動車
  • ロボット

などの技術で有名です。

特に「こわれにくい」「ていねいに作られている」という
評価をよく受けます。


③ アニメ・マンガの国

世界の子どもから大人まで、

  • アニメ
  • マンガ
  • ゲーム

が大人気です。

日本文化の大きな力になっています。


④ 伝統(でんとう)と未来がまざった国

日本は、

  • 神社やお寺
  • きものや茶道

のような古い文化と、

  • 高いビル
  • 最先端の電気製品

がいっしょにある国です。

「昔と未来が同時にある国」と思われています。


⑤ ちょっと不思議な国?

世界の人から見ると、

  • おじぎの文化
  • コンビニの便利さ
  • 自動販売機の多さ

などは、とてもユニークに見えるそうです。


🌟 まとめ

世界から見た日本は、

  • 安全
  • 技術が高い
  • 文化が豊か
  • まじめでていねい

というイメージが強いです。

でも最近は、

  • 人口が減っている
  • 経済がゆっくり成長している

という心配もあります。

⭐︎なぜ英語でjapan?

どうして「日本(にほん)」が「Japan(ジャパン)」になったのでしょう?


① 日本という名前の意味

日本は、漢字で「日本」と書きます。

これは
☀️ 「日(太陽)」+「本(はじまり)」
という意味です。

つまり「太陽がのぼる国」という意味です。

中国から見て、日本は東にあるので、
太陽がのぼる方向だったのです。


② 発音が変わっていった

昔、中国では「日本」を
「ジーベン」や「リーベン」に近い音で読んでいました。

その音を、13世紀ごろに
イタリアの商人 マルコ・ポーロ が聞きました。

彼はそれを「ジパング(Cipangu)」とヨーロッパに伝えました。


③ ヨーロッパでさらに変化

そのあと、

  • ポルトガル人が「ジャポン(Japão)」
  • スペイン人が「ハポン(Japón)」

と発音しました。

そして英語では
👉 Japan(ジャパン)
になったのです。


🌟 まとめ

日本 → 中国の発音 → ジパング → ジャポン → Japan

つまり、「Japan」という名前は
中国の発音がヨーロッパを通って変わったもの なのです。

⭐︎漆じゃないの?

👉 国の名前「Japan」は、漆から来たわけではありません。


🇯🇵 Japan の本当の由来

英語の Japan は、

  • 日本(にほん/にっぽん)
  • 中国での発音(ジーベンに近い音)
  • それを聞いた マルコ・ポーロ が「ジパング」と紹介
  • ヨーロッパで「ジャポン」「ジャパン」に変化

という流れで生まれました。

つまり、「日本」という漢字の読み方が変化したものです。


🎨 では、なぜ漆と関係があるように見えるの?

実は――

英語には “japan” という動詞があります。

これは
👉 「漆(うるし)をぬる」という意味です。

なぜかというと、

  • 1600年ごろ
  • ヨーロッパで日本の漆器が大人気になった
  • あまりに有名だったので、漆風の加工を「japan」と呼ぶようになった

つまり、

国の名前が先で、
あとから「漆塗り」という意味が生まれたのです。


🌟 まとめ

  • 🇯🇵 Japan(国名) → 日本の発音が変化したもの
  • 🎨 japan(動詞) → 日本の漆器が有名だったから生まれた言葉

逆だったのです。

日本の漆文化は、世界に強い印象をあたえた証拠でもあります。

⭐︎世界的に広がっている日本の技術は?

日本の技術は、世界のいろいろな場所で使われています。


🚄 ① 新幹線の技術

日本の新幹線は、

  • とても速い
  • 事故が少ない
  • 時間に正確

ということで有名です。

この安全の考え方やシステムは、
台湾やインドなど、ほかの国の鉄道づくりにも生かされています。


🤖 ② 産業ロボット

工場で働くロボットは、日本がとても強い分野です。

自動車やスマホを作る工場では、
日本のロボットが世界中で活やくしています。

「正確に、くり返し動く」技術が高く評価されています。


🚗 ③ ハイブリッド車

ガソリンと電気をうまく組み合わせる車です。

特に
トヨタ自動車 のハイブリッド技術は世界中に広がりました。

燃費(ねんぴ)がよく、地球にやさしい車として人気です。


📷 ④ 半導体・センサー

スマホのカメラに入っている「画像センサー」は、
日本の会社が世界トップクラスです。

たとえば
ソニー のセンサーは、
多くのスマホに使われています。


🧪 ⑤ 材料(ざいりょう)の技術

日本は「目に見えにくい部品」に強い国です。

  • 特殊なガラス
  • 電池の材料
  • レアアースを使った磁石

こうした材料があるから、
スマホや電気自動車が動きます。


🌟 まとめ

世界に広がっている日本の技術は、

  • 🚄 安全で正確な交通技術
  • 🤖 工場のロボット
  • 🚗 環境にやさしい車
  • 📷 高性能センサー
  • 🧪 高品質な材料

です。

日本は「目立つ完成品」だけでなく、
中身を支える技術がとても強い国なのです。

⭐︎これから世界に広がりそうな日本技術は?

これから世界に広がりそうな日本の技術は、地球にやさしいもの人を助けるものが中心です。


🚗 ① 水素(すいそ)エネルギー

水素は、使うときに二酸化炭素を出しません。
日本は水素をつくる・運ぶ・使う技術を研究しています。

たとえば
トヨタ自動車 は水素で走る車を作っています。

もし水素社会が広がれば、日本の技術は世界で重要になります。


🔋 ② 全固体電池(ぜんこたいでんち)

今の電池よりも、

  • 安全
  • 長持ち
  • 早く充電できる

と期待されている次世代電池です。

電気自動車やスマホが、もっと便利になるかもしれません。


🤖 ③ 介護(かいご)ロボット

日本は高齢者が多い国です。
だから、

  • 人を持ち上げるロボット
  • 会話をサポートするAI

などが発達しています。

これから世界中で高齢化が進むので、
日本の経験はとても役立ちます。


🌊 ④ 防災(ぼうさい)技術

日本は地震や台風が多い国です。

  • 強い建物
  • 早く知らせる警報システム

などの技術は、世界でも求められています。


🧪 ⑤ 省エネ・小型化技術

日本は「小さく、正確に作る」のが得意です。

  • 半導体の材料
  • 高性能モーター
  • 精密(せいみつ)部品

こうした“見えない技術”は、これからも広がっていきます。


🌟 まとめ

これから広がりそうなのは、

  • 🌱 地球にやさしいエネルギー
  • 🔋 次世代電池
  • 🤖 人を助けるロボット
  • 🌊 防災技術

です。

日本は「派手さ」よりも、
社会を静かに支える技術が強い国です。

⭐︎今後、日本はどうなる?

① 人口は少なくなります

日本はこれから、
子どもの数が減り、高齢者が増えます。

つまり、

  • 働く人が少なくなる
  • 医療や介護がもっと大切になる

という社会になります。

👉 だからこそ「ロボット」や「AI」の力が重要になります。


② 技術で支える国になります

日本は、

  • 正確につくる技術
  • 小さく高性能にする技術
  • 安全を守る技術

がとても強い国です。

これからは

  • 環境にやさしいエネルギー
  • 防災技術
  • 医療技術

がさらに重要になります。


③ 世界とのつながりが深まります

日本だけで生きていくことはできません。

  • 海外で働く人
  • 日本に住む外国の人

がもっと増えるでしょう。

「日本人だけの国」ではなく、
いろいろな人が一緒に作る日本になります。


④ 地方がカギになります

大都市だけでなく、

  • 島根のような地方
  • 自然が豊かな地域

が、新しいエネルギーや食料の中心になる可能性もあります。

中田さんのように、
地方から発信する人が増えることが、未来の日本を作ります。


🌱 まとめ

今後の日本は、

  • 人口は減る
  • でも技術は進む
  • 多様な人が増える
  • 地方が重要になる

つまり――

👉 「小さいけれど、知恵で世界とつながる国」
になる可能性が高いです。

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