小学生にもわかる『アメリカンフットボール』


⭐︎アメリカンフットボールとは?

アメリカンフットボール(アメフト)は、ボールを持って相手のゴールまで運ぶスポーツです。
アメリカでとても人気があり、体と頭をたくさん使うスポーツです。


どんなボールを使うの?

ラグビーボールに似た、細長い形のボールを使います。
この形のおかげで、遠くに投げやすいのが特ちょうです。


何人でやるの?

  • 1チーム 11人
  • 攻めるチームと、守るチームに分かれます
  • 作戦ごとに選手が入れかわります

どうやって点を取るの?

いちばん大事な点の取り方はこれです👇

🏈 タッチダウン

  • ボールを持って、相手のゴールゾーンに入る
  • 6点もらえます

ほかにも、

  • キックで点を取る方法
  • 守りのチームが点を取ること
    もあります。

ルールの大切な考え方

アメフトには、ちょっと変わったルールがあります。

「4回で10ヤード」

  • 攻めるチームは 4回のチャンス
  • 10ヤード(約9m) 進めばOK
  • 進めたら、また新しい4回がもらえます

つまり、
👉 少しずつ進む頭のゲーム なのです。


どうして防具をつけるの?

アメフトは、ぶつかることが多いスポーツです。
そのために、

  • ヘルメット
  • 肩や体を守るプロテクター

をつけて、ケガを防いでいます


どんなところが面白いの?

アメリカンフットボールの面白さは👇

  • 作戦を考える「頭の勝負
  • 力いっぱいぶつかる「体の勝負
  • 一気に大逆転する「ドキドキ感

まるで、動くチェスのようなスポーツです。


まとめ

  • アメフトは、ボールを運んで点を取るスポーツ
  • 体だけでなく、頭もたくさん使う
  • みんなで作戦を考えて戦うチームスポーツ

⭐︎いつ誰が発明した?

いつ生まれたの?

アメリカンフットボールは、今から約150年前
**1870年ごろ(19世紀)**のアメリカで生まれました。

もともとは、サッカーやラグビーに似た遊びから少しずつ形が変わってできたスポーツです。


誰が発明したの?

「この人が作りました!」と言える人物がいます。
それが ウォルター・キャンプ さんです。


ウォルター・キャンプってどんな人?

  • アメリカの大学(イェール大学)でスポーツをしていた人
  • ルールを考えるのがとても得意
  • アメリカンフットボールの父と呼ばれています

何を発明したの?

ウォルター・キャンプさんは、次のような大事なルールを作りました👇

  • 11人対11人でやる
  • 攻めと守りをはっきり分ける
  • 「4回で10ヤード進む」という考え方
  • 作戦を立ててからプレーを始める方法

これで、
👉 力だけでなく、頭を使うスポーツになったのです。


どうしてアメリカ独自のスポーツになったの?

もともとのラグビーから、
「もっと分かりやすく」
「もっと作戦が大事になるように」
と改良を重ねた結果、アメリカ独自のスポーツになりました。


まとめ

  • いつ? → 1870年ごろ
  • 誰が? → ウォルター・キャンプさん
  • どうして? → みんなが安全に、楽しく、作戦を考えてできるように

⭐︎ボールの形はどうして決まった?

アメリカンフットボールのボールが細長い形になったのには、ちゃんと理由があります。


① もともとはラグビーのボールだったからです

アメフトは、ラグビーから生まれたスポーツです。
そのため、最初はラグビーと同じような、丸すぎないボールを使っていました。

👉 これが、細長い形のスタートです。


② 遠くに投げるためです

アメフトでは、前に投げるパスがとても大切です。

  • 丸いボール → 投げるとグラグラします
  • 細長いボール → くるくる回って、まっすぐ飛びます

この「くるくる回る飛び方」を
スパイラルといいます。

👉 細長い形の方が、正確に遠くへ投げられるのです。


③ つかみやすくするためです

ボールには、白い線やひもがついていますね。

これは、

  • 手ですべりにくくする
  • 雨の日でも投げやすくする

ための工夫です。

👉 走る・投げる・受け取る、全部がやりやすくなります。


④ ぶつかっても安全にするためです

アメフトは体がぶつかるスポーツです。
角がない、少しやわらかい形にすることで、

  • けがをしにくい
  • 体に当たっても安全

になるよう考えられています。


まとめ

アメリカンフットボールのボールの形は👇

  • ラグビーが元になっている
  • 遠くまで正確に投げるため
  • つかみやすくするため
  • 安全にするため

👉 「投げる・走る・守る」を科学的に考えて決まった形なのです。

⭐︎昔から防具はあった?

いいえ、最初はほとんどありませんでした。


① いちばん昔(約150年前)

アメリカンフットボールが始まったころは、

  • ヘルメットなし
  • 肩当てなし
  • ふだん着に近い服

でプレーしていました。
今から考えると、とてもあぶない状態です。


② 少しずつ防具が出てきました(1900年ごろ)

ケガをする人が増えたため、

  • 革(かわ)でできたやわらかいヘルメット
  • 布を重ねた簡単な防具

が使われ始めました。
ただし、頭を完全には守れませんでした。


③ 今のような防具になったのはいつ?

  • 1940年ごろ:かたい素材のヘルメットが登場
  • 1950年ごろ:顔を守るフェイスガードが追加
  • その後:肩・胸・太ももなども守るように進化

科学や材料の進歩で、
👉 軽くて強い防具が作れるようになったのです。


④ どうして防具が必要なの?

アメフトは、

  • 全力で走る
  • 強くぶつかる

スポーツです。
防具は、

  • 命を守る
  • 脳や骨を守る
  • 安心してプレーする

ための大切な道具です。


まとめ

  • 昔は 防具はほとんどなかった
  • ケガが増えて、少しずつ防具が発明された
  • 今の防具は、科学の力で進化した安全装置

⭐︎一番の見どころは?

ひとことで言うと、
👉 **「頭の作戦 × 体の力 × 逆転ドラマ」**です。


① 作戦がピタッとはまる瞬間です

アメフトは、毎回プレーの前に作戦を考えます。

  • だれが走る?
  • だれに投げる?
  • どこをねらう?

この作戦がピタッと当たって、
大きく前に進めたときは、とても気持ちいいです。


② 長いパスが決まるところです

ボールを遠くまで投げて、
走っている仲間がキャッチ!

  • うまく投げる力
  • 受け取る集中力

がそろった、ドキドキする名場面です。


③ みんなで守って止めるところです

攻めだけでなく、守りも大切です。

  • 相手を止める
  • ボールをうばう

チーム全員で力を合わせて止めたとき、
観ている人も「おおー!」となります。


④ 最後まで分からない逆転です

アメフトは、

  • 残り時間が少なくても
  • 一気に点が入る

ことがあります。
そのため、最後の1秒まで勝ち負けが分かりません


まとめ

アメリカンフットボールの一番の見どころは👇

  • 作戦が当たる楽しさ
  • すごいパスやキャッチ
  • チームで守る力
  • 最後まで分からない逆転劇

👉 見る人も、考えながら楽しめるスポーツなのです。

⭐︎アメフトを始めるには?

だいじょうぶです。だれでも、少しずつ始められます。


① まずは「フラッグフットボール」からがおすすめです

いきなり体をぶつけるアメフトは大変なので、
フラッグフットボールというやさしい形から始めます。

  • 体はぶつけません
  • 腰につけた「フラッグ」を取ります
  • ルールはアメフトとほぼ同じ

👉 小学生でも安全に楽しめます。


② どこでできるの?

  • 学校のクラブ活動
  • 地域のスポーツクラブ
  • アメフトチームの体験会

最近は、体験だけOKのところも多いです。


③ 何があれば始められる?

最初は、これだけでOKです👇

  • 動きやすい服
  • 運動靴
  • やる気 😊

本格的にやるようになったら、

  • ヘルメット
  • 肩や体を守る防具

を少しずつそろえます。


④ 体が大きくないとダメ?

いいえ、そんなことはありません。

アメフトには、

  • 速い人
  • 投げるのがうまい人
  • 作戦を考えるのが得意な人

など、いろいろな役わりがあります。

👉 小さい人でも、大かつやくできます。


⑤ どんな力が身につくの?

アメフトをすると👇

  • 体力
  • 考える力
  • 仲間と協力する力
  • あきらめない心

が育ちます。
これは、勉強や生活にも役立つ力です。


まとめ

アメフトを始めるポイントは👇

  • まずはフラッグフットボール
  • 体験からでOK
  • 体の大きさは関係なし
  • 楽しむ気持ちが一番大事

⭐︎世界中で行われている?

はい、行われています!
ただし、国によって人気の大きさがちがいます。


① いちばん人気がある国

🇺🇸 アメリカ

  • 世界でいちばん人気です
  • テレビでもよく放送されます
  • 子どもから大人まで知っています

👉 アメフトは、アメリカ生まれのスポーツです。


② 日本でも行われています

🇯🇵 日本

  • 大学や社会人のチームがあります
  • 学生の大会もあります
  • 最近はフラッグフットボールが増えています

👉 日本でも、ちゃんとしたスポーツとして広がっています。


③ ヨーロッパでも人気が出てきました

🇩🇪 🇫🇷 🇬🇧 など

  • ドイツやフランス、イギリス
  • プロやアマチュアのリーグがあります

👉 サッカーの国でも、アメフトをする人が増えています。


④ 世界で広がっている理由

世界じゅうに広がった理由は👇

  • ルールがはっきりしている
  • 作戦を考えるのが楽しい
  • 体が大きくなくても活やくできる
  • フラッグフットボールが安全

⑤ これからもっと広がる?

はい、広がると考えられています。

  • 体をぶつけないフラッグフットボール
  • 学校の授業やイベントで使いやすい

👉 世界中の子どもたちが、安全に楽しめるスポーツだからです。


まとめ

  • アメフトは世界じゅうで行われている
  • アメリカがいちばん人気
  • 日本やヨーロッパでも広がっている
  • これからもっと国が増えそう

⭐︎世界大会はある?

はい、あります!
世界の国どうしが戦う大会があります。


① いちばん有名な世界大会

🏈 IFAF World Championship

  • 世界のアメフト大会です
  • 国の代表チームが出ます
  • 数年に1回、開かれます

この大会は、
国際アメリカンフットボール連盟
という団体が開いています。


② 日本も出ているの?

はい、日本代表も出ています!

  • 世界大会で上位に入ったこともあります
  • アジアでは、とても強い国のひとつです

👉 日本のアメフトは、世界でもしっかり認められています。


③ 子どもや初心者向けの世界大会もあります

🏳️ フラッグフットボールの世界大会

  • 体をぶつけない
  • 安全で分かりやすい
  • 子どもや女性の大会もあります

最近は、こちらの大会の方が国の数が多いです。


④ オリンピックには出るの?

  • ふつうのアメフト → まだ出ていません
  • フラッグフットボール → オリンピックの種目になる予定があります

👉 世界で広がっているので、チャンスが増えています。


まとめ

  • アメフトの世界大会はある
  • 国どうしで戦う本気の大会
  • 日本代表も活やくしている
  • フラッグフットボールは、さらに世界で人気

⭐︎有名な監督、選手は?

アメリカンフットボールには、
**「頭の天才の監督」「すごい技をもつ選手」**がいます。


🧠 有名な監督(チームの先生のような人)

ビル・ベリチック

  • 作戦を考えるのがとても上手
  • 相手の弱点を見つける名人
  • 「頭のアメフト」を代表する監督です

👉 まるで、将棋やチェスの名人のような人です。


🏈 有名な選手(スーパースター)

トム・ブレイディ

  • ボールを投げる司令塔(クォーターバック)
  • 大事な場面にとても強い
  • アメフト史上トップクラスの選手です

👉 あきらめない心の代表です。


ジェリー・ライス

  • パスを受け取る名人
  • とても速くて、正確
  • 今でも「伝説」と言われています

👉 努力の天才です。


ローレンス・テイラー

  • 守りのスーパースター
  • 相手の攻めを一人で止める力
  • アメフトを変えた選手です

👉 守りでも主役になれることを教えました。


まとめ

  • 監督は、作戦を考える頭のリーダー
  • 選手は、投げる・取る・止める名人たち
  • アメフトは、一人の力ではなく、みんなの力で勝つスポーツ

⭐︎有名な作戦は?

アメリカンフットボールには、名前がつくほど有名な作戦があります。
ここでは、見てすぐワクワクする代表的なものを紹介します。


① ヘイルメアリーパス(大逆転パス)

  • 試合の最後の最後に使います
  • とても遠くへ投げる一発勝負
  • 成功したら大逆転

👉 みんなで「入れー!」と祈るように見る作戦です。


② ウエストコースト・オフェンス(細かいパス)

  • 短いパスをたくさんつなぎます
  • 少しずつ、でも確実に前へ
  • ミスが少ないのが強みです

👉 頭を使ってコツコツ進む作戦です。


③ プレイアクション(だまし作戦)

  • 走るフリをします
  • 守りがだまされたら
  • そのすきにパス!

👉 「えっ、投げた!」と驚く作戦です。


④ ノーハドル・オフェンス(スピード作戦)

  • 円陣(ハドル)を組みません
  • 休まず、どんどん次のプレー
  • 相手が準備できないうちに攻めます

👉 速さで勝つ作戦です。


⑤ ゴールライン・スタンド(守りの名場面)

  • 相手がゴール目前
  • 守りが全力で止める
  • 1歩も入れさせません

👉 守りなのに、いちばん盛り上がります!


まとめ

有名な作戦のポイントは👇

  • 一発逆転のヘイルメアリー
  • コツコツ進む短いパス
  • だますプレイアクション
  • 速さのノーハドル
  • 守りのゴールライン・スタンド

👉 アメフトは、作戦を知ると何倍も楽しくなるスポーツです。

⭐︎今後、アメフトはどうなる?

ひとことで言うと、
👉 **「もっと安全に、もっと世界へ、もっと楽しく」**なります。


① もっと安全になります

  • ヘルメットや防具が、軽くて強く進化します
  • ケガを減らす新しいルールが増えます
  • 頭を大切にする科学の研究が進みます

👉 安心して長く続けられるスポーツになります。


② フラッグフットボールが広がります

  • 体をぶつけないので子どもでも安全
  • 学校やイベントでやりやすい
  • 世界中の国が参加しやすい

実は、フラッグフットボールはオリンピック競技になる予定もあります。
👉 アメフトが世界のスポーツに近づきます。


③ 女の子や大人も増えます

  • 女子チームが増えています
  • 大人になってから始める人もいます
  • 年れいや体の大きさに合わせた楽しみ方が広がります

👉 だれでも参加できるスポーツになります。


④ テクノロジーで見やすくなります

  • カメラやAIで、動きがよく分かります
  • 作戦が画面に出て、見る人も勉強できる
  • 家でも、スマホでも楽しめます

👉 見るアメフトも、どんどん面白くなります。


⑤ 日本でもチャンスが広がります

  • フラッグフットボールで競技人口が増える
  • 世界大会に出る機会が増える
  • 日本の選手が世界で活やくしやすくなります

まとめ

これからのアメフトは👇

  • もっと安全
  • もっと世界的
  • もっとだれでも楽しめる

👉 体と頭、そして仲間を大切にする未来のスポーツになります。


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