小学生にもわかる『駅伝』


⭐︎駅伝とは?

駅伝は、何人もの人がチームになって、長い道を走り、たすき(布)をつないでゴールを目指す競走です。
1人で全部走るのではなく、みんなで力を合わせるスポーツです。


どうして「たすき」をつなぐの?

たすきは、次の人へ気持ちと役目をわたす合図です。
たすきを受け取った人は、「チームのためにがんばるぞ!」という気持ちで走ります。
たすきが落ちたら大変なので、とても大切に扱います。


駅伝は何がすごいの?

  • 速く走る力
  • あきらめない心
  • 仲間を思う気持ち

この3つがそろわないと、良い結果は出ません。
だから駅伝は、体だけでなく心も強くなるスポーツです。


小学生でもできる?

もちろんできます。
学校のマラソン大会やミニ駅伝では、短い距離でたすきをつなぐことができます。
速さよりも、「最後まで走ること」と「仲間を応援すること」が大切です。


まとめ

駅伝は、
「走る」+「つなぐ」+「助け合う」 スポーツです。
一人ではできないからこそ、ゴールしたときの喜びはとても大きいのです。

⭐︎いつ誰が始めた?

いつ始まったの?

駅伝は、**1917年(今から100年以上前)**に始まりました。
日本で生まれた、とても歴史のあるスポーツです。


だれが始めたの?

駅伝を考え、広めたのは
金栗四三 さんです。

金栗さんは、「日本に長距離走を広めたい」
「若い人たちに、走る力とあきらめない心を身につけてほしい」
と考えました。


最初の駅伝はどんな大会?

最初に行われたのは
東京箱根間往復大学駅伝競走 です。

  • 東京から箱根まで走る
  • 大学生がチームでたすきをつなぐ
  • 今の箱根駅伝のはじまり

この大会が、日本の駅伝のスタートになりました。


どうして駅伝を作ったの?

昔は、速く走れる人が少なく、長い距離を走る文化もあまりありませんでした。
そこで金栗さんは、

  • 一人では大変でも
  • みんなでつなげば長い道も走れる

と考え、「たすきをつなぐ走り」=駅伝を考えたのです。


まとめ

  • いつ? → 1917年
  • だれが? → 金栗四三さん
  • どこで? → 東京〜箱根

駅伝は、日本人の知恵と努力から生まれたスポーツなのです。

⭐︎外国にもある?

答えは「あります」
ただし、日本ほどたくさんはありません


日本と外国のちがいは?

  • 日本
    駅伝はとても有名で、学校・大学・会社・プロの大会まであります。
    テレビ中継もあり、国民的スポーツです。
  • 外国
    もともとは駅伝の文化はありませんでした。
    でも最近は、日本の駅伝をまねした大会が増えてきました。

どんな国で行われているの?

今は、こんな国や地域で行われています。

  • フランス(パリ駅伝など)
  • アメリカ
  • イギリス
  • ベルギー
  • ドイツ など

これらの大会は、**「EKIDEN(エキデン)」**という日本語の名前のまま行われることが多いです。


たすきは使うの?

はい、多くの外国の駅伝でも
日本と同じように「たすき」を使います

これは、
「ただのリレーではなく、心をつなぐ競技」
という日本の考え方が大切にされているからです。


どうして外国に広がったの?

理由は3つあります。

  1. 日本の駅伝がかっこいい
  2. チームで走るのが楽しい
  3. 一人が苦手でも参加しやすい

そのため、マラソン大会の代わりに
駅伝形式を取り入れる国が増えてきました。


まとめ

  • 外国にも駅伝は ある
  • でも 日本がいちばん盛ん
  • 「EKIDEN」という日本語が世界で使われている
  • たすきで心をつなぐ文化は日本生まれ

駅伝は、日本が世界に誇れるスポーツなのです。

⭐︎なぜお正月にやるの?

いちばんの理由は「みんなが休みだから」です

お正月(1月1日〜3日)は、

  • 学校がお休み
  • 会社もお休み
  • 家族が家に集まる

つまり、たくさんの人がテレビで見たり、応援に行ける日なのです。


はじまりは有名な駅伝から

お正月に行われる駅伝として有名なのが
箱根駅伝 です。

この大会は、

  • 1917年に始まり
  • 1920年代から お正月に行う ようになりました

それ以来、**「お正月=駅伝」**が日本の習慣になりました。


お正月は「スタート」にぴったり

お正月は、新しい年のはじまりです。

駅伝は、

  • たすきをつなぐ
  • 仲間と力を合わせる
  • ゴールを目指す

という競技なので、
「新しい一年を、みんなでがんばろう」
という気持ちに、とても合っているのです。


冬に走っても大丈夫なの?

実は、長い距離を走るのは冬の方が向いています

  • 暑くない
  • 汗をかきすぎない
  • 体力が持ちやすい

だから、冬の正月は走るのにちょうどよい季節なのです。


まとめ

駅伝がお正月に行われる理由は、

  1. みんなが休みで見やすい
  2. 箱根駅伝が正月に始まったから
  3. 新しい年のスタートに合っている
  4. 冬は長距離走に向いている

駅伝は、一年のはじまりを元気にしてくれるスポーツなのです。

⭐︎どうして日本ではこんなに人気なの?

理由① みんなで「つなぐ」文化が日本に合っている

日本では、

  • 協力する
  • 順番を守る
  • 次の人のためにがんばる

といった考え方を大切にします。
駅伝は、たすきを次の人につなぐスポーツなので、
日本人の心にとても合っているのです。


理由② がんばる姿が分かりやすい

駅伝では、

  • 苦しくても走る
  • 転んでも立ち上がる
  • 仲間のために全力を出す

そんな姿がはっきり見えます。
だから見ている人は、
「がんばれ!」と応援したくなるのです。


理由③ お正月の習慣になっている

日本では、お正月といえば
箱根駅伝
というくらい有名です。

家族みんなでテレビを見る
→ 毎年くり返す
→ 習慣になる

こうして駅伝は、日本のお正月の風景になりました。


理由④ 学校でもやっているから身近

日本では、

  • 小学校
  • 中学校
  • 高校
  • 大学

と、成長する中で駅伝やマラソン大会を経験します。
自分も走ったことがあるから、
選手の気持ちが分かるのです。


理由⑤ 勝ち負けだけじゃないから

駅伝は、

  • 1位じゃなくても
  • 最後まで走りきれば
  • みんなでほめ合える

そんなスポーツです。
だから、速くなくても感動できるのです。


まとめ

日本で駅伝が人気な理由は、

  1. つなぐ心が日本文化に合っている
  2. がんばる姿が伝わりやすい
  3. お正月の習慣になっている
  4. 学校で経験していて身近
  5. 勝ち負け以上の感動がある

駅伝は、日本人の心そのものを走りで表したスポーツなのです。

⭐︎どういう大会がある?

駅伝の大会は大きく分けて4つあります


① 小学生・中学生の駅伝

  • 学校や市町村で行われます
  • 1人の距離は短め
  • 「最後まで走ること」がいちばん大切です

👉 はじめて駅伝を体験する大会です。


② 高校生の駅伝

有名なのが
全国高等学校駅伝競走大会 です。

  • 毎年12月に行われます
  • 全国の高校が集まります
  • 男子と女子があります

👉 速さもチームワークも本気の大会です。


③ 大学生の駅伝

いちばん有名なのは
箱根駅伝 です。

  • お正月に行われます
  • 山や長い道を走ります
  • 日本中が応援します

👉 テレビで一番見られている駅伝です。


④ 大人・会社の駅伝(実業団)

有名なのが
全日本実業団対抗駅伝競走大会
(ニューイヤー駅伝)です。

  • 会社のチームが出ます
  • 世界レベルの速さ
  • 元オリンピック選手もいます

👉 日本で一番速い人たちの駅伝です。


ほかにもあるよ

  • 女子駅伝
  • 地域の駅伝
  • 外国で行われる「EKIDEN」
  • 親子や友だちで走る駅伝

駅伝は、年れいやレベルに合わせて、たくさんの大会があります。


まとめ

駅伝の大会には、

  • 子どもの大会
  • 学生の大会
  • 大人の大会
  • 世界レベルの大会

があります。
どの大会でも大切なのは、
たすきをつなぐ気持ちです。

⭐︎何人くらいで、どのくらいの距離を走る?

何人で走るの?

駅伝は大会によって人数がちがいます。

  • 小学生・地域の駅伝:4〜6人くらい
  • 中学生・高校生:5〜7人くらい
  • 大学生の駅伝:10人くらい
  • 大人(実業団)の駅伝:7人くらい

👉 **人数は「だいたい4〜10人」**と覚えておけば大丈夫です。


どのくらいの距離を走るの?

これも大会ごとにちがいます。

● 小学生の駅伝

  • 1人 1〜2km くらい
  • がんばれば最後まで走れる長さです。

● 中学生・高校生の駅伝

  • 1人 3〜8km くらい
  • 体力もスピードも必要になります。

● 大学生の駅伝

有名な 箱根駅伝 では、

  • 10人で
  • 合計 約217km を走ります。
  • 1人あたり 約20km前後(長い人は23kmくらい)

これは、フルマラソン(42km)の半分くらいです。

● 大人(実業団)の駅伝

  • 1人 10〜15km くらい
  • 日本でいちばん速い人たちが走ります。

どうして距離がちがうの?

理由は3つあります。

  1. 年れいに合わせるため
  2. 安全に走れるようにするため
  3. チームワークがいちばん大事になるようにするため

速さだけでなく、みんなでつなげる長さが考えられているのです。


まとめ

  • 人数:4〜10人くらい
  • 距離:
    • 小学生:1〜2km
    • 中高生:3〜8km
    • 大学生:20km前後
  • 大会によってちがう

駅伝は、**「ちょうどよい距離を、みんなで分けて走る」**スポーツなのです。

⭐︎大切なことは?

駅伝で大切なことは、速さだけではありません


① たすきを大切にする心

たすきは、ただの布ではありません。
それは、

  • 仲間のがんばり
  • 応援してくれる人の気持ち
  • チームの約束

がつまったものです。
たすきを大切にする=仲間を大切にすることなのです。


② 最後まであきらめないこと

駅伝では、途中で苦しくなることがあります。
でも、

  • 歩かず
  • 投げ出さず
  • 次の人を思って

走りきることが、とても大切です。
最後まで走る人は、みんなヒーローです。


③ 仲間を信じること

自分の区間が終わったら、次は仲間の番です。
速くても遅くても、
「大丈夫、君ならできる」
と信じて応援します。


④ 応援すること・感謝すること

駅伝は、走る人だけのスポーツではありません。

  • 応援してくれる人
  • 支えてくれる家族
  • 準備してくれる人

みんなのおかげで成り立っています。
ありがとうの気持ちを忘れないことが大切です。


⑤ みんなでゴールを目指すこと

駅伝は、1位を目指すだけではありません。
チーム全員でゴールすることが、いちばん大切です。


まとめ

駅伝で本当に大切なのは、

  • 速さより 思いやり
  • 勝ち負けより つながり
  • 自分より 仲間

駅伝は、人として大切なことを教えてくれるスポーツなのです。

⭐︎今後どうなる?

結論:駅伝は、これからも続いて、形を変えて広がります


① これからも日本の大切な文化として続く

お正月の
箱根駅伝
のような大会は、これからも続きます。
「たすきをつなぐ」「仲間を思う」気持ちは、日本でとても大切にされているからです。


② 女子や子どもの駅伝がもっと増える

これからは、

  • 女子の駅伝
  • 小学生・中学生の駅伝
  • 親子や友だち同士の駅伝

が、もっと増えていくと考えられます。
みんなが参加できるスポーツになっていきます。


③ 世界にもっと広がる

外国でも「EKIDEN」という名前で大会が行われています。
これからは、

  • 世界の人が
  • 日本の駅伝を
  • 楽しむ時代

になっていくでしょう。


④ 科学とテクノロジーが助ける

科学の力で、

  • くつやウェアが進化
  • 走り方をデータで学ぶ
  • けがをしにくくする

など、安全で楽しい駅伝になっていきます。


⑤ 速さより「つながり」が大事になる

これからの駅伝は、

  • 1位になること
    よりも
  • みんなで走ること
  • 助け合うこと

が、もっと大切にされていきます。


まとめ

駅伝の未来は、

  • 日本の伝統として続く
  • 子どもから大人まで楽しめる
  • 世界に広がる
  • 科学で安全になる
  • 心をつなぐスポーツとして進化する

駅伝は、未来になっても、人と人をつなぐ走りなのです。

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