小学生のもわかる『お年玉』


⭐︎お年玉とは?

お年玉とは、お正月に大人が子どもにあげるお金のことです。
「新しい年を元気にがんばってね」という応援の気持ちがこめられています。


いつから始まったの?

とても昔、お年玉はお金ではありませんでした
むかしの人は、お正月に「年神さま(としがみさま)」という神さまをむかえました。

その年神さまからもらう
👉 おもち(年玉)
を、家族で分けて食べていたのです。

だんだん時代が変わり、

  • おもち → お金
  • 大人から子どもへ

という形に変わっていきました。


どうして子どもにもらえるの?

お年玉は、

  • 成長したね
  • 今年も元気でね
  • 勉強や遊びをがんばってね

というはげましとお祝いの意味があります。


お年玉袋(ポチ袋)ってなに?

お金はそのままではなく、
小さくてかわいい袋に入れて渡します。
これを「ポチ袋」といいます。

干支(えと)や動物、キャラクターの絵がよく使われます。

⭐︎いつ誰が始めた?

いつ始まったの?

お年玉のもとになった考え方は、
**今から1000年以上前(平安時代ごろ)**に始まったと考えられています。

とても昔からある、日本の伝統です。


誰が始めたの?

「この人が始めました」という一人の人物はいません

理由は、お年玉が
👉 神さまへの信仰(しんこう)
から生まれた文化だからです。


もともとは何だったの?

昔のお年玉は、お金ではありませんでした。

お正月にやってくる
年神さま(としがみさま)
からもらう力を分けてもらうために、

  • 鏡餅(かがみもち)
  • おもち(年玉)

を家族で分けて食べていました。

これが「年玉(としだま)」のはじまりです。


どうして今はお金なの?

時代が進むにつれて、

  • おもちを配る → むずかしい
  • お金のほうが便利

となり、
江戸時代ごろから「お金」を渡す習慣に変わっていきました。

さらに、

  • 大人 → 子どもへ
    という形が定着しました。

まとめ

  • いつ? → 約1000年以上前
  • 誰? → 特定の人ではなく、日本の人々
  • 最初は? → おもち(神さまの力のおすそ分け)
  • 今は? → お金でお祝い

⭐︎世界中でもある?

日本のお年玉は世界共通?

👉 いいえ、世界共通ではありません。
でも、
「お正月に子どもへお金をあげる」
という考え方は、いくつかの国にあります。


アジアの国々にもあるよ

🇨🇳 中国

  • 名前:紅包(ホンバオ)
  • 赤い袋にお金を入れる
  • 意味:悪いものを追いはらい、幸せを呼ぶ

🇰🇷 韓国

  • 名前:セベトン
  • お正月にあいさつをしてからもらう
  • 目上の人を大切にする気持ちが強い

🇻🇳 ベトナム

  • 名前:リーシー
  • お正月(テト)にもらう
  • 幸運と健康を願う意味

ヨーロッパやアメリカは?

ヨーロッパやアメリカでは、

  • お正月にお金 → ❌ ほとんどない
  • クリスマスにプレゼント → ⭕

という文化が主流です。


日本のお年玉の特ちょう

日本のお年玉は、

  • 名前が「お年玉」
  • お正月だけ
  • 子どもの成長を願う
  • もとは神さま(年神さま)から来ている

👉 とても日本らしい文化です。


まとめ

  • 世界中に「似た文化」はある
  • アジアに多い
  • 日本とまったく同じお年玉はない
  • 日本独自に進化した文化

⭐︎何歳までもらえる?

何歳までって決まりはあるの?

👉 はっきりした決まりはありません。

お年玉は法律やルールで決まっていないので、
家族ごとにちがうのが答えです。


よくある目安

日本では、だいたい次のような家庭が多いです。

  • 👶 幼稚園・保育園 → もらえる
  • 🧒 小学生 → ほぼ全員もらえる
  • 👦 中学生 → もらえることが多い
  • 🧑 高校生 → 家庭によって分かれる
  • 🎓 大学生 → もらえないことが増える
  • 🧑‍💼 社会人 → もらえないことが多い

どうして大人になるともらえないの?

理由はとてもシンプルです。

  • 自分で働いてお金をもらうようになる
  • 「応援される立場」から「応援する立場」になる

だからです。


でも例外もあるよ

  • 大学生でももらえる
  • 社会人でも少しだけもらえる

という家庭もあります。
これは、家族の気持ちによるものです。


大切な考え方

お年玉は、

  • 年齢よりも
  • 「子どもの成長をお祝いする気持ち」

が大切です。


まとめ

  • 何歳までかの決まりはない
  • 小学生〜中学生までは多くの人がもらえる
  • 高校生以降は家庭しだい
  • 大人になると、あげる側になる

⭐︎いくらくらい貰える?

まず大切なこと

👉 決まった金額はありません。
お年玉の金額は、家族ごと・親せきごとにちがいます。


よくある金額の目安

日本で多い例を、学年ごとに見てみましょう。

👶 幼稚園・保育園

  • 500円〜1,000円

🧒 小学生

  • 低学年:1,000円〜3,000円
  • 高学年:3,000円〜5,000円

👦 中学生

  • 5,000円〜10,000円

🧑 高校生

  • 5,000円〜10,000円
    (もらえない家庭もあります)

🎓 大学生

  • 0円〜10,000円
    (家庭によって大きくちがいます)

どうして年齢で金額が上がるの?

理由は3つあります。

  1. 年上になると、使うものが高くなる
  2. お金の管理ができるようになる
  3. 成長のお祝いの意味が強くなる

たくさんもらう人もいる?

  • おじいちゃん・おばあちゃん
  • おじさん・おばさん

からもらうと、合計で1万円以上になることもあります。


大切なのは金額よりも…

お年玉は、

  • いくらか
    よりも
  • 「応援してくれる気持ち」

が一番大切です。


まとめ

  • 金額に決まりはない
  • 年齢が上がると増えることが多い
  • 合計金額は人それぞれ
  • 感謝の気持ちを忘れないことが大切

⭐︎親戚のどのくらいの範囲までもらえる?

まず大事なこと

👉 はっきりした決まりはありません。
お年玉は、家族や親戚の考え方で決まります。


もらえることが多い親戚

多くの家庭で、次の人たちからはもらえることが多いです。

  • 👴 おじいちゃん・おばあちゃん
  • 👨‍🦱 おじさん・おばさん(親の兄弟・姉妹)

ここまでが、いちばん一般的な範囲です。


場合によってもらえる親戚

家庭によっては、こんな人からももらうことがあります。

  • 👨‍👩‍👧 いとこ(年上の場合)
  • 👵 曾祖父母(ひいおじいちゃん・ひいおばあちゃん)

ただし、必ずではありません


もらわないことが多い親戚

次のような場合は、もらわないことが多いです。

  • いとこ同士(同い年くらい)
  • 遠い親戚(あまり会わない人)

この場合は、
👉「おたがいさま」
という考えになります。


なぜこのくらいの範囲なの?

理由はとてもシンプルです。

  • よく会う
  • 成長を知っている
  • 目上の立場である

こうした関係の人が、
応援の気持ちとして渡すからです。


まとめ

  • 決まりはない
  • 一般的には
    👉 祖父母・おじ・おばまで
  • それより先は家庭しだい
  • 大切なのは気持ちと感謝

⭐︎お年玉は何に使うべき?

いちばん大事な考え方

👉 ぜんぶ使ってもダメではありません。
でも、ぜんぶ使わないほうがもっとよいです。

おすすめは、
**「使う・ためる・まなぶ」**の3つに分けることです。


① 使う(たのしいこと)

お年玉のよいところは、
自分で決めて使えることです。

たとえば…

  • おもちゃ
  • ゲーム
  • 文ぼうぐ
  • ほしい本

👉 がんばった自分へのごほうびですね。


② ためる(貯金)

少しでもいいので、貯金をしましょう。

  • つぎにほしい物のため
  • こまったときのため
  • 大きな夢のため

👉 お金は、ためると力になることが分かります。


③ まなぶ(成長につながる)

とても大切な使い方です。

たとえば…

  • 図かん
  • 勉強道具
  • 体験(工作・教室・イベント)

👉 お金を使って、頭や心が成長します。


おすすめの分け方(例)

  • 使う:50%
  • ためる:30%
  • まなぶ:20%

※ これは例なので、家族と話して決めてOKです。


これは気をつけよう

  • よく考えずに全部使う
  • なくしたり、だれかに取られる
  • 人をきずつけることに使う

👉 お年玉は大切なお金です。


まとめ

  • お年玉は「使う・ためる・まなぶ」に分ける
  • 少しでも貯金すると◎
  • 自分で考えて使うことが勉強
  • 感謝の気持ちを忘れない

⭐︎今後、お年玉はどうなる?

結論から言うと

👉 形は変わっても、なくならないと考えられます。
理由は、お年玉が気持ちを伝える文化だからです。


① お金の「形」が変わる

これからは、

  • 封筒に入った現金
    だけでなく、
  • 電子マネー
  • スマホ送金

などが増えていくかもしれません。

でも、
👉「お正月に子どもを応援する」
という意味は同じです。


② 使い方の勉強が大事になる

未来では、

  • 貯金
  • 使い道の計画
  • お金の安全な使い方

小さいころから学ぶようになります。
お年玉は、お金の勉強の第一歩になります。


③ 金額より「体験」が増える

お金だけでなく、

  • 本を買ってあげる
  • 体験(工作・旅行・教室)
  • 貯金口座を作る

など、成長につながる使い方が増えるでしょう。


④ 家族で話し合う文化に

これからは、

  • いくらもらうか
  • どう使うか

家族で話し合うことが、今よりもっと大切になります。


⑤ それでも一番大切なこと

どんな未来でも変わらないのは、
👉 「大きくなってね」「がんばってね」という気持ち
です。


まとめ

  • お年玉はなくならない
  • 現金からデジタルに変わるかもしれない
  • お金の勉強の役目が大きくなる
  • 気持ちを伝える文化は続く

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