小学生にもわかる『ウサギ』


⭐︎ウサギとは?

うさぎは、草や葉っぱを食べる小さな動物です。ふわふわの毛と、長い耳強い後ろ足が大きな特ちょうです。音にとても敏感で、少しの音でもすぐ気づきます。


どうして耳が長いの?

うさぎの耳は、音をよく聞くためと、体の熱を外に出すために長いです。暑いときは耳から熱をにがして、体をすずしくします。


どうやって走るの?

うさぎは後ろ足がとても強いので、ぴょんぴょん大きくジャンプできます。敵からにげるときは、とても速いです。


何を食べるの?

主に、草・葉・野菜を食べます。にんじんが有名ですが、**毎日たくさんの草(牧草)**を食べるのが大切です。


うさぎはどこに住んでいるの?

野生のうさぎは、土の中に穴をほって住むことが多いです。人といっしょにくらすうさぎは、家の中や小屋で大切に育てられます。


うさぎは赤ちゃんをたくさん産む?

はい。うさぎは子どもが生まれるのが早く、数も多い動物です。自然の中で生きのこるための知恵なのです。


まとめ

  • うさぎは草を食べる動物
  • 耳が長く、ジャンプが得意
  • 音に敏感で、やさしい性かく

⭐︎いつどうやって生まれた?

うさぎのご先ぞは、今からおよそ5,000万年前にあらわれたと考えられています。これは、恐竜がいなくなってから、しばらくたったころです。


どうやって生まれたの?

はじめから今のような、ぴょんぴょん跳ねるうさぎがいたわけではありません。

  1. むかし、小さくてネズミににた動物がいました。
  2. その中で、
    • 草を食べるのが上手
    • すばやくにげられる
      そんな体のつくりをしたものが、生きのこりやすくなりました。
  3. それが長い年月をかけて、
    耳が長く、後ろ足が強い動物に変わっていきました。
  4. こうして、今のうさぎの仲間が生まれたのです。

このように、少しずつ体が変わっていくことを、**進化(しんか)**といいます。


なぜ耳が長く、足が強くなったの?

  • 耳が長い → 敵の音を早く聞くため
  • 後ろ足が強い → すばやくジャンプしてにげるため

自然の中で生きのこるために、今の形になったのです。


まとめ

  • うさぎの先祖は約5,000万年前にあらわれた
  • 少しずつ体が変わる「進化」で今の姿になった
  • 耳と足は、生きのこるための大切な工夫

⭐︎人はいつからうさぎを飼いはじめた?

人がうさぎを本格的に飼いはじめたのは、
**今からおよそ1,500年前(西暦500年ごろ)**だと考えられています。


どこで飼われはじめたの?

場所は、ヨーロッパです。特に、フランスやスペインのあたりで飼われはじめました。


どうして飼うようになったの?

はじめは、ペットではありませんでした。

  • **食べもの(お肉)**として
  • 毛皮を使うため

に、囲いの中で育てられました。


お寺で広まった?

はい。中世ヨーロッパでは、**修道院(お寺のような場所)**で、うさぎがたくさん飼われました。
赤ちゃんのうさぎは「魚のような食べもの」と考えられ、肉を食べてはいけない日でも食べられたからです。


ペットになったのはいつ?

ずっと後になって、19世紀ごろから、
「かわいい」「人になつく」
という理由で、ペットとして飼われるようになりました。


まとめ

  • うさぎを飼いはじめたのは約1,500年前
  • ヨーロッパで、食べものや毛のために飼われた
  • のちに、かわいいペットとして広まった

⭐︎さびしがりや?

はい、さびしがりやです。
もともと、うさぎは仲間といっしょにくらす動物なので、ひとりぼっちが苦手です。


どうしてさびしがりやなの?

自然の中では、うさぎは

  • 何羽もで集まって
  • 交代でまわりを見て
  • 敵から身を守ります

だから、仲間がそばにいると安心するのです。


さびしいとどうなるの?

さびしくなると、こんなようすが見られます。

  • 元気がなくなる
  • 食べる量がへる
  • じっとして動かない
  • 体の調子をくずすこともある

うさぎは、心のストレスが体に出やすい動物です。


1羽で飼ってもだいじょうぶ?

だいじょうぶですが、人が仲間のかわりになる必要があります。

  • 毎日やさしく話しかける
  • なでる(びっくりさせないように)
  • 同じ時間に世話をする

これで、うさぎは「ここは安心だ」と感じます。


まとめ

  • うさぎはさびしがりや
  • 仲間や人とのつながりが大切
  • やさしく、毎日接することが安心につながる

⭐︎どのくらい生きる?

うさぎの寿命はどれくらい?

  • ペットのうさぎ:だいたい 7〜10年 生きます。
  • とても大切に育てると、12年くらい 生きる子もいます。
  • 野生のうさぎ:自然はきびしいので、2〜3年のことが多いです。

どうしてちがいがあるの?

  • ペットのうさぎは
    • 敵がいない
    • ごはんと水が毎日ある
    • 病気のときにお医者さんに行ける
    ので、長生きしやすいです。
  • 野生のうさぎは
    • 敵におそわれる
    • 食べものが足りない日がある
    • 天気がきびしい
    ため、寿命が短くなりやすいです。

長生きのひけつは?

  • 毎日牧草をしっかり食べる
  • 水をいつも飲めるようにする
  • 静かで安心できる場所
  • びっくりさせない
  • 体の変化に早く気づく

これが、長生きのひけつです。


まとめ

  • ペットのうさぎは7〜10年生きる
  • 大切に育てると12年くらい生きることもある
  • 安心・えさ・健康が長生きのカギ

⭐︎野生のうさぎは冬どうしてる?

冬もねむらないの?

うさぎは、冬でも冬眠(とうみん)しません。寒くても、毎日えさをさがして動いています。


どうやって寒さをしのぐの?

うさぎは、こんな工夫をしています。

  • 毛がふえる
    冬になると毛がもこもこになり、あたたかい空気をためます。
  • 穴の中でくらす
    土の中は外よりあたたかく、風も入りません。
  • 体を小さくして丸くなる
    体の熱がにげにくくなります。

冬は何を食べるの?

雪で草が見えないときは、

  • 木の皮
  • えだ
  • 芽(め)

などを食べて生きのこります。


雪の日はどうするの?

雪がふる日は、あまり動かず、安全な場所でじっとします。
雪の上では足あとが目立つので、敵に見つかりやすいからです。


まとめ

  • うさぎは冬眠しない
  • 毛・穴・体の丸め方で寒さをしのぐ
  • 木の皮などを食べて冬をのりこえる

⭐︎人になつく?

はい、なつきます。
ただし、犬のようにすぐ飛びつくのではなく、ゆっくり信じる動物です。


どうすると なつくの?

うさぎは、安心できる人になつきます。

  • 大きな声を出さない
  • いきなりつかまえない
  • 毎日同じ時間に世話をする
  • やさしく話しかける

これを続けると、「この人はだいじょうぶ」と思います。


なつくと、どんな行動をする?

なついたうさぎは、こんなしぐさを見せます。

  • そばに寄ってくる
  • 足のまわりをくるくる回る
  • ぺたっと体をつけて休む
  • なでると目を細める
  • うれしいと**ぴょん!**とジャンプする

これらは「安心しているよ」というサインです。


さわるときの注意

うさぎはびっくりしやすいので、

  • 上から急にさわらない
  • だっこはむりにしない
  • いやがったらすぐやめる

ことが大切です。


まとめ

  • うさぎは人になつく
  • ゆっくり信じるタイプ
  • やさしさと毎日の安心がカギ

⭐︎今後うさぎはどうなる?

① ペットのうさぎはどうなる?

これからは、

  • うさぎの気持ちや体のことがもっと分かる
  • えさや住む場所がより安全でやさしくなる

ので、長生きで幸せにくらすうさぎが増えると考えられます。


② 野生のうさぎはどうなる?

一方で、

  • 森や草原がへる
  • 車や町がふえる

などで、すみにくくなる場所もあります。
そのため、人が

  • すみかを守る
  • 自然を大切にする

ことが、ますます大切になります。


③ うさぎの研究は進む?

はい。科学が進んで、

  • 病気の治し方
  • うさぎの気持ちの研究

が進み、もっとよく理解できるようになります。


④ うさぎは進化する?

すぐに見た目が変わることはありませんが、
環境に合ったくらし方を選びながら、
とても長い時間をかけて、少しずつ変わっていきます。


まとめ

  • ペットのうさぎは、より大切に育てられる
  • 野生のうさぎは、自然を守ることがカギ
  • 科学で、うさぎのことがもっと分かる

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