小学生にもわかる『秋分の日』


⭐︎秋分の日とは?

秋分の日は、毎年9月23日ごろにある国民の祝日です。
この日は昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、季節の変わり目をあらわしています。
夏が終わり、秋が本格的に始まるころでもあります。


📅 どうして決められたの?

秋分の日は、太陽が真東からのぼって真西にしずむ日をもとに決められています。
地球は太陽のまわりを1年かけて回っていて、太陽の見える位置が季節によって少しずつ変わります。
その中で、昼と夜の長さがちょうど半分になる日が「秋分(しゅうぶん)」です。


🕯 ご先祖さまを大切にする日

秋分の日は、**お彼岸(ひがん)**のまんなかの日でもあります。
お彼岸は、ご先祖さまに感謝する期間で、お墓まいりに行ったり、仏壇におはぎをおそなえしたりします。
「自然をたたえ、生きものをいつくしむ日」としても大切にされています。


🍂 秋分の日のあとには…

秋分の日をすぎると、昼より夜がだんだん長くなっていきます。
少しずつ朝晩が冷えてきて、秋が深まる季節になります。

⭐︎毎年9月23日ではない?

毎年9月23日とは限りません。 年によって 9月22日 になったり、まれに 9月24日 になることもあります。

なぜ日にちが変わるの?

  • 地球が太陽のまわりを回る周期はきっちり365日ではなく、約365.2422日です。
  • この“0.2422日(約6時間)”のズレをうるう年などで少しずつ調整しているため、秋分になる正確な時刻が毎年すこしずつずれます。
  • さらに日本は世界標準時より9時間進んだ日本時間(JST)なので、秋分の瞬間が深夜まわりにくると、22日になったり23日になったりします。

たとえば…

  • 2020年や2016年、2012年の日本の「秋分の日」は9月22日でした。
  • 2025年は9月23日です。

科学的には「太陽が真東からのぼって真西にしずむ瞬間」が秋分で、その瞬間の日本時間に合わせて祝日の日付が決まる、と覚えると分かりやすいです。

⭐︎いつ誰が始めた?

🏛 もともとは「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」

  • 昔の日本では、天皇のご先祖さまをまつる儀式がありました。
  • 明治時代(約150年前)に、国としての行事がきちんと決められたとき、
    このご先祖さまをまつる日が**「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」として1878年(明治11年)**に祝日となりました。
  • このときは、明治政府(めいじせいふ)が決めました。

🎌 戦後に「秋分の日」に名前が変わった

  • 第二次世界大戦が終わったあと、日本は**宗教と国の行事を分ける(政教分離)**ことになりました。
  • そこで、**1948年(昭和23年)に「国民の祝日に関する法律」ができ、
    宗教的な意味をなくして、
    「秋分の日」**という名前に変えました。
  • このとき、「祖先をうやまい、亡くなった人をしのび、自然をたたえる日」という意味がつけられました。

📌 つまり

  • 始まり → **明治政府(1878年)**がつくった「秋季皇霊祭」
  • 今の形 → **日本政府(1948年)**がつくった「秋分の日」

という流れになります🌞

⭐︎お彼岸とは違う?

秋分の日とお彼岸(ひがん)は「ちがうもの」だけど、深く関係しています。
わかりやすく説明します 🌼


🌞 秋分の日とは

  • 1年に1回、昼と夜の長さがほぼ同じになる日
  • **太陽の動き(天文学)**にもとづいて決まる
  • 自然をたたえ、生きものをいつくしむ日」としての国民の祝日

つまり、自然や季節の節目をお祝いする日です🍁


🕯 お彼岸とは

  • 春分と秋分の前後7日間に行う、仏教の行事
  • まん中の日(春分・秋分の日)を「彼岸(ひがん)の中日」とよびます
  • その前後3日間ずつをふくめて合計7日間を「お彼岸」といいます
  • この期間に**お墓まいりや仏壇におそなえ(おはぎなど)**をして、ご先祖さまに感謝する風習です

つまり、心をこめてご先祖さまを思う期間です🕊


🌸 ちがいをまとめると

項目秋分の日お彼岸
種類国民の祝日仏教の行事
日にち9月22〜24ごろ(年によって変動)秋分の日を中心とした7日間
内容昼夜がほぼ同じになる日、自然をたたえるご先祖さまに感謝する

📌 秋分の日は、お彼岸の中日にあたる日なので、
2つはセットのように見えるけれど、本来は別の意味があるんです😊

⭐︎日本だけの行事?

秋分の日そのものは日本だけの祝日ですが、
秋分という自然現象は世界中で起こるので、ほかの国にも似た行事があります。
わかりやすく説明します 🍁


🇯🇵 日本の場合

  • 日本では 「秋分の日」 という国民の祝日になっています。
  • 自然をたたえ、生きものをいつくしむ日」という意味があり、
    同時に お彼岸(ご先祖さまに感謝する期間) としても大切にされています。

🌍 世界の似た行事

  • 中国や韓国では、このころに**「中秋節(ちゅうしゅうせつ)」**という行事があります。
    → 満月の日に近い時期で、家族で月をながめたり、おだんごを食べたりしてお祝いします。
  • ヨーロッパやアメリカでは、「秋分」という名前の祝日はありませんが、
    → 昔のケルト文化では、秋分のころに「収穫祭(しゅうかくさい)」を行って、農作物のめぐみに感謝していました。
  • インドやネパールなどでも、太陽や自然に感謝するお祭りが秋分に近い時期に行われます。

📌 まとめ

国・地域行事名内容
日本秋分の日自然や生き物に感謝、ご先祖をしのぶ
中国・韓国など中秋節月をめでて家族で祝う
ヨーロッパ収穫祭作物の収穫を祝う
南アジア太陽の祭り自然や太陽に感謝する

つまり、「秋分の日」という祝日は日本だけですが、
秋分のころに自然や収穫に感謝する行事は世界中にあるんです🌍✨

⭐︎気候変動で秋分は変わってきているのでは?

🌞 秋分は「天文」で決まる

  • 秋分の日は、地球が太陽のまわりを回る位置によって決まります。
  • 太陽が真東からのぼって真西にしずむ瞬間が「秋分」です。
  • この地球の動きは気温や天気とは関係なく、とても正確です。

📌 だから、気候変動があっても秋分そのものの日はほとんど変わりません。
(今でも毎年ほぼ9月22〜23日ごろです)


🌡 気候変動で変わっているのは「季節の感じ方」

  • 地球があたたかくなってきていて、**気候(気温や天気のようす)**が少しずつ変わっています。
  • そのため、秋分の日のころでも暑さが続くようになってきました。
  • 昔は秋分のころに「涼しくなってきた」と感じていたのが、
     今では「まだ夏みたいに暑い」と感じる年も多くなっています。

📌 つまり

  • 秋分の日=昼と夜が同じ長さ → 気候変動でも変わらない
  • 秋分の日の気温や季節感 → 気候変動で少しずつ変わっている

🌏 これからどうなる?

  • 地球温暖化が続くと、秋分のころも暑い日が増えるかもしれません。
  • でも、地球の動きそのものは変わらないので、
     秋分の日自体はこれからも毎年ちゃんとやってきます。

⭐︎今後、秋分の日はどうなる?

🌞 秋分の日そのものは続く

  • 秋分の日は地球の公転(こうてん)と太陽の位置で決まるので、
     地球や太陽の動きが変わらないかぎり、毎年かならずやってきます。
  • 将来も、9月22日〜23日ごろに行われつづけるでしょう。
  • ごくまれに、うるう年の関係で9月24日になる年もあると予想されています。

📌 つまり、秋分の日がなくなることはありません。


🌡 季節の感じ方は変わるかも

  • 地球温暖化などの気候変動で、秋分のころも暑い日が増えてきています。
  • 昔は秋分をすぎると「涼しくて秋らしい」と感じていましたが、
     これからは「まだ夏みたいに暑い」と感じる年がもっと多くなるかもしれません。
  • そのため、秋分=秋の始まりというイメージが少しずつずれていく可能性があります。

🕯 行事としての意味も少しずつ変わるかも

  • 今は「自然をたたえ、生きものをいつくしむ日」として祝われていますが、
     環境問題や生物多様性を守る活動と結びつけるなど、
     未来の人たちが新しい意味を加えていくかもしれません。
  • また、**デジタルでお墓まいり(オンライン彼岸)**など、
     新しい形でご先祖をしのぶ習慣も広がるかもしれません。

🌸 まとめ

  • 秋分の日はこれからも続く
  • でも、気候や人々の考え方が変わることで、感じ方や祝い方は少しずつ変わる

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