⭐︎敬老の日とは?
敬老の日(けいろうのひ)は、日本の祝日で、おじいちゃんやおばあちゃんなど年配の人をうやまい、長生きをお祝いする日です。毎年9月の第3月曜日にあります。
どうして大切なの?
日本は世界の中でも長生きの人が多い国です。おじいちゃんやおばあちゃんは、家族や地域にとって大切な存在です。長い人生で学んだ知恵や経験を教えてくれる先生のような人でもあります。だから感謝の気持ちを表すのです。
どんなことをするの?
- おじいちゃん・おばあちゃんに「ありがとう」と伝える
- 手紙や絵をプレゼントする
- 一緒にごはんを食べる
- 電話やテレビ電話で話す
こうしたことをするだけでも、とても喜ばれますよ。
今後どうなる?
これからも敬老の日は続いていきます。ただし、長生きする人がますます増えるので、「ただのお祝い」ではなく、元気に楽しく年を重ねてもらうために、地域や家族が一緒に活動する日になるかもしれません。
🌸 まとめると、敬老の日は「おじいちゃん・おばあちゃんをうやまい、感謝し、長生きをお祝いする日」です。
⭐︎いつ誰が始めた?
いつ?
敬老の日のもとになったのは 1947年(昭和22年) です。戦争が終わって間もないころ、日本の兵庫県で始まりました。
誰が?
兵庫県多可郡野間谷村(いまの多可町)の村長さんだった 門脇政夫(かどわき まさお)さん が中心となって始めました。
どうして?
門脇さんは「お年寄りを大切にして、その知恵を若い人たちに伝えていこう」と考えました。そして、農作業が一段落する 9月15日 を「としよりの日」として、村のみんなでお年寄りを敬うお祭りを開いたのです。
その後、この取り組みが全国に広がり、1966年に国の祝日「敬老の日」となりました。
つまり、1947年に兵庫県の小さな村で村長さんが始めたことが、今の敬老の日の始まりなのです。
⭐︎世界でも似たようなお祝いはある?
日本の敬老の日と同じように、お年寄りを大切にする日は世界のいろいろな国にもあります。
アメリカ 🇺🇸
アメリカには 「Grandparents Day(グランペアレンツ・デー)」 があります。毎年9月の最初の日曜日で、おじいちゃん・おばあちゃんに感謝する日です。1978年に正式な記念日になりました。
中国 🇨🇳
中国では「重陽節(ちょうようせつ)」という日があります。旧暦の9月9日に行われ、お年寄りの長寿を祝う習慣があります。登山したり、菊の花を楽しんだりする行事もあります。
韓国 🇰🇷
韓国では「父母の日(オボイナル)」という日があります。5月8日に、お父さん・お母さん、そしてお年寄りにも感謝の気持ちを表す日です。カーネーションを贈る習慣があります。
イタリアやヨーロッパ
イタリアやフランスなどヨーロッパの国々でも、「祖父母の日」があります。日付は国によって違いますが、教会のお祝いとつながっていることが多いです。
まとめ
つまり、日本だけでなく、世界中の国々にも「お年寄りをうやまい、長生きをお祝いする日」があるのです。やり方や日付はちがっても、「感謝する気持ち」はどこでも同じなんです。
⭐︎日本独自の敬老の日の特徴は?
日本の「敬老の日」には、世界にはあまり見られない独自の特徴がいくつかあります。
① 国の祝日として定められている
日本では1966年から「敬老の日」が国民の祝日になりました。つまり、日本中でみんなが一斉に「お年寄りを大切にしよう」とする日なのです。世界では「祖父母の日」がある国もありますが、国の祝日になっているのは珍しいことです。
② 「長寿」そのものをお祝いする
日本は世界でも長生きの人が多い国です。そのため「敬老の日」は、ただ感謝するだけでなく、長寿をお祝いする日でもあります。テレビや新聞で「100歳以上のお年寄りの人数」が発表されるのも、この日ならではのことです。
③ 家族・地域ぐるみでのお祝い
日本では、家族でプレゼントや食事をするだけでなく、地域や学校でもイベントが行われるのが特徴です。子どもたちが歌やお手紙を贈ったり、自治会でお祝い会を開いたりします。
④ 「感謝」と「学び」
日本の敬老の日は、おじいちゃん・おばあちゃんに感謝するだけでなく、お年寄りの知恵や経験を学ぶきっかけにもなります。たとえば昔の遊びや料理、地域の歴史を教えてもらう場として大切にされています。
✨ まとめると、日本独自の敬老の日の特徴は
- 国の祝日であること
- 長寿を祝う意味が強いこと
- 地域ぐるみで祝うこと
- 感謝と学びの場になっていること
です。
⭐︎どうして日本ではこうした特徴が生まれた?
① 昔からの「年長者をうやまう文化」
日本には古くから、年上の人を大切にする考え方があります。おじいちゃん・おばあちゃんは家族の中心であり、生活の知恵や生きる道しるべを示してくれる存在でした。その文化が「敬老の日」という形に結びついたのです。
② 農村社会の習慣がもとになった
敬老の日は、1947年に兵庫県の村で始まりました。農業の作業が落ち着く秋に、村全体でお年寄りをねぎらい、感謝する行事をしたのが始まりです。農村の「みんなで支え合う文化」が、そのまま全国に広がりました。
③ 長寿の国・日本
日本は世界の中でも特に長生きの人が多い国です。お年寄りの人数もどんどん増えています。そのため、国全体で「長寿をお祝いする文化」が強くなり、国の祝日として定められました。
④ 家族・地域のつながりを大切にしてきた
日本では昔から、三世代(子ども・親・祖父母)が同じ家や近くに住むことが多く、家族のつながりが強い社会でした。だからこそ、学校や地域ぐるみでお祝いする習慣が自然に生まれました。
✅ まとめると
日本で敬老の日が特別な形になった理由は、
- 年長者を大切にする文化
- 農村の支え合いの習慣
- 世界有数の長寿国であること
- 家族や地域の強いつながり
が大きな要因なのです。
⭐︎なぜ日本は長寿?
① 食べ物が体に良い
日本の伝統的な食事(和食)は、お魚・野菜・お米・大豆(豆腐や味噌など)が中心です。油っこすぎず、栄養バランスが良いので、**生活習慣病(しゅうかんびょう)**を防ぎやすいのです。
② 医療が発達している
日本は病院やお医者さんが多く、健康診断やワクチン接種も広く行われています。早く病気を見つけて治す仕組みが整っているので、命を守れる確率が高いのです。
③ 衛生的で安全な社会
水道水がそのまま飲める国は世界でも少ないのですが、日本では当たり前です。清潔な水や食品が手に入りやすく、感染症(かんせんしょう)になりにくい環境が整っています。
④ 家族や地域のつながり
おじいちゃん・おばあちゃんが家族と一緒に暮らすことが多く、孤独になりにくいのも特徴です。心の健康が長生きにつながっているといわれます。
⑤ 健康に気をつける習慣
散歩や体操など、毎日の生活に運動を取り入れる人が多いです。また、温泉やお風呂の習慣も、体を温めてリラックスする効果があります。
✅ まとめると、日本が長寿の国なのは、
- バランスの良い食事
- 発達した医療
- 清潔で安全な社会
- 家族や地域の支え
- 健康を大切にする習慣
の5つが大きな理由なのです。
⭐︎今後、敬老の日はどうなる?
これからの「敬老の日」は、日本の高齢化が進むなかで、どんなふうに変わっていくのかを、わかりやすく説明します。
高齢化の進みと「敬老の日」の役割
日本では65歳以上の人がどんどん増えています。65歳以上の人はもう 3,627万人 にもなり、総人口の 約29.1% に達しています。これは世界でもトップクラスの数字なんです 新しくわかる。
この増え続ける高齢者を支えるため、敬老の日は「おじいちゃん・おばあちゃんに感謝を伝える日」だけでなく、社会全体で高齢者のために考え、行動する日へと、変わっていくと考えられます。
少子高齢化と今後の社会の変化
これから迎える「2030年問題」や「2040年問題」では、さらに高齢者が増え、支える人(働く人)が減っていく状況が予想されています エデンレッド。
- 2030年には65歳以上の人が 人口の31% に。
- 2040年にはさらに増えて、支える人の割合が減るため、社会保障や医療、介護の仕組みに大きな負担がかかりますエデンレッド。
この状況が進むなかで、敬老の日は「お祝いをする日」から、高齢者を支える未来を一緒に考える日へと、意味が広がっていくかもしれません。
これからの敬老の日はどうなる?
- 地域や学校での見守り活動
孫たちが手紙を書く・歌を歌うだけでなく、地域や学校が一緒になって高齢者と交流し、防災や健康の活動をするきっかけになるかもしれません。 - 高齢者と一緒の学びの場へ
長生きの知恵や昔のくらしの話などを、高齢者自身の体験を聞く場として、みんなで学ぶ日になる可能性があります。 - 社会全体での「ありがとう」と「助けあい」
敬老の日を通じて、地域・行政・家庭を超えて、高齢者が安心して暮らせる社会づくりを考える日になることが期待されます。
まとめ:これからの敬老の日
| 現在の敬老の日 | 未来の敬老の日 |
|---|---|
| おじいちゃん・おばあちゃんに「ありがとう」を伝える日 | 地域や社会全体で高齢者を支え、学び合う日 |
| 贈り物や食事の時間 | 防災・健康・交流の場としてのイベント開催 |
| 家族や学校中心の祝日 | 地域・行政も含めた連携で「高齢者を支える社会づくり」を考える日 |
「敬老の日」は、これからますます大切な日になっていくと私も感じています。「ただ祝う日」から、「支え合う日」、そして「未来を考える日」へ。小学生のみなさんも、それぞれの地域や家族のなかで、どうやって「ありがとう」や「助けたい気持ち」を伝えるか、自分なりに考えてみてください。

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