⭐︎みかんとは?
みかんは、冬になるとよく食べられるくだもので、日本ではとても人気があります。皮を手でむいて食べられるので、小さな子でもかんたんに食べられます。
みかんは「かんきつ類(るい)」というなかまに入っています。レモンやオレンジ、グレープフルーツも、同じかんきつ類です。
みかんには、ビタミンCという栄養(えいよう)がたくさんふくまれています。ビタミンCは、かぜをふせいだり、お肌をきれいにしたりするはたらきがあります。
みかんは、もともと**中国(ちゅうごく)から伝わってきたといわれていますが、いまでは日本のいろいろな場所で育てられています。特に和歌山県(わかやまけん)や愛媛県(えひめけん)**が有名です。
木になるみかんは、秋から冬にかけて黄色くなり、あまくなっていきます。みかんの木は一年中みどりの葉っぱをつけている「常緑樹(じょうりょくじゅ)」です。
⭐︎いつどうやって生まれた?
みかんのもとになった植物は、何千年も前のインドや中国のあたりに生えていたと考えられています。そこから少しずつ人の手で育てられ、もっとおいしくて食べやすい実ができるように、**品種改良(ひんしゅかいりょう)**が行われました。
日本には、**今からおよそ1,300年前(奈良時代ごろ)**に中国から伝わったといわれています。最初は特別な人しか食べられなかったのですが、だんだん全国で育てられるようになり、みんなが食べられるくだものになりました。
🍊どうやって生まれたの?
みかんは、自然にできたのではなく、人がいろいろなかんきつ類をかけ合わせて作ったものです。たとえば、スイートオレンジと別の柑橘をかけ合わせたりして、あまくてすっぱすぎない、手でむける実ができるように工夫されました。
つまり、みかんは人の知恵(ちえ)と自然の力が合わさって生まれた、とてもすごいくだものなのです。
今のみかんも、新しい品種が毎年のように作られています。もっと甘いもの、小さいもの、タネがないものなど、いろいろな「みかんの赤ちゃん」が生まれているんです。
⭐︎みかんは何種類ある?
実は「みかん」とよばれるくだものには、とてもたくさんの**種類(しゅるい)**があります。
大きく分けると、「みかん」はこんなふうに分けられます:
- 🍊温州(うんしゅう)みかん:日本で一番よく食べられているみかん。甘くて、タネがなくて、皮がむきやすいです。
- 🍊ポンカン、デコポン、はるみ、せとか:みかんのなかまですが、少し大きかったり、香りが強かったりします。
- 🍊夏みかんや甘夏(あまなつ):春や夏に食べられる、すこしすっぱいみかん。
- 🍊オレンジやグレープフルーツも広い意味では「かんきつ類(みかんのなかま)」です。
日本だけでも、100種類以上のみかんのなかまが育てられています。世界中で見ると、500種類以上もあるといわれています!
人が品種改良(ひんしゅかいりょう)して、どんどん新しいみかんが生まれているので、これからもっと増えるかもしれません🌱
⭐︎温州みかんは一年中ある?
本来、温州みかんの旬(しゅん)、つまりいちばんおいしい時期は、**秋から冬(10月~1月ごろ)**です。この時期に収穫(しゅうかく)されるみかんは、木の上でしっかりと育ち、あまくてジューシーになります。
でも、スーパーでは春や夏にも見かけることがありますよね?それはなぜでしょう?
実は…
- 🧊**冷蔵保存(れいぞうほぞん)**されたものが春ごろまで売られていることがあります。
- 🌱春や夏には、ハウスみかんといって、ビニールハウスであたたかく育てられた温州みかんが出てきます。
ですので、一年中手に入ることはありますが、本来の旬は秋から冬なんです。
いちばんおいしいのは、冬にこたつで食べる温州みかんです🍊✨
その時期のものは、甘さも香りもいちばん良いです!
⭐︎種のあるものと無いものがある?
みかんには、
- たねがあるもの
- たねがないもの
の両方があります。
これは、みかんの種類(品種)や育て方によってちがってくるのです。
✅たねがあるみかん
たねがあるみかんは、**ほかの花の花粉(かふん)とまざって受粉(じゅふん)**したときにできます。花が実になるとき、赤ちゃんみかんの中にたねが作られます。
たとえば、「夏みかん」や「ポンカン」などは、たねがあることが多いです。
✅たねがないみかん
たねがないみかんは、特別な品種です。たとえば「温州(うんしゅう)みかん」は、そのひとつ。
温州みかんは、花粉が少なくて、自分だけで実を作る性質をもっているので、たねができにくいんです。これを**「単為結果(たんいけっか)」**といいます。
🔍どうしてたねなしを作るの?
たねがない方が、食べやすいから人気があります。だから、農家の人たちは、たねのないみかんを増やす工夫をしています🍊✨
つまり、たねがあるかないかは、自然と人の工夫が関係しているんです!
⭐︎みかんは育てれる?
はい、育てることができます!
みかんは「みかんの木」からなります。日本のあたたかい地域(たとえば和歌山県や愛媛県)では、たくさんのみかんの木が育っています。でも、家でも育てることができますよ!
🌱どうやって育てるの?
みかんの育て方には2つの方法があります。
① タネから育てる
- 食べたあとに残った「たね」を土にうえると、芽が出ることがあります🌱
- でも、大きくなるまでに10年ぐらいかかることがあり、実(みかん)がならないこともあります。
- タネのある種類(夏みかんなど)でないと、タネはありません。
② 苗木(なえぎ)から育てる
- 園芸店(えんげいてん)やホームセンターなどで**「みかんの苗木」**を買って、鉢や庭に植えるのが一番おすすめです。
- 3年~5年ぐらいで実がなることが多いです🍊✨
☀️育てるときのポイント
- お日さまがよく当たる場所に置く
- 水はやりすぎず、土がかわいたらあげる
- 冬は寒すぎないように注意(室内や風よけがあると安心)
🏡ベランダや鉢でもできる?
はい、小さな鉢植えでも育てられます!「鉢植えみかん」は、おうちで育てやすいように品種改良された、かわいいサイズのみかんの木です。
みかんを育てるのは楽しいし、実ができたときはとっても感動します!
⭐︎なぜ美味しい?
みかんが美味しく感じるのは、いくつかの要素(ようそ)がそろっているからです。
① あまさ(糖分)
みかんには、さとう(糖分:とうぶん)がたっぷりふくまれています。これがあまくておいしいと感じる一番の理由です。
特に、日あたりのいい場所でよく育ったみかんは、光をいっぱいあびて、さとうが増えるんです☀️
② すっぱさ(酸味)
みかんには、クエン酸というすっぱい成分もふくまれています。
このあまさとすっぱさのバランスが、とてもよくできていて、食べたときに「さっぱりしておいしい!」と感じるんです。
③ ジューシーさ
みかんの実の中は、小さなつぶつぶのジュースの袋がたくさん集まってできています。
そのため、かんだときにジュワッと果汁(かじゅう)が出てきて、とても気持ちよくておいしいと感じます。
④ 香り(かおり)
みかんの皮には、**いいにおいのもと(かんきつの香り成分)**がふくまれています。
皮をむいたときに「ふわっ」と広がるあのにおいが、食べたい気持ちを高めてくれるんです♪
🍊まとめ
みかんが美味しいのは、
- あまい
- すっぱくてさっぱり
- ジュースみたいにジューシー
- いいにおい
というぜいたくな4つの味と香りのハーモニーがあるからなんです!
⭐︎今後みかんはどうなる?
みかんは、これからももっとおいしく、育てやすく、環境にやさしいくだものになるように、いろいろな工夫がされています。
🌱 1. 新しいみかんの開発(品種改良)
みかんを育てる人たちは、もっと甘くて、病気に強くて、育てやすいみかんを作るために、いろいろな種類の木をかけ合わせて、新しいみかんを作っています。これを「品種改良(ひんしゅかいりょう)」といいます。
たとえば、「清見(きよみ)」というみかんは、他の種類と組み合わせて、新しいみかんを作るときにとても大切な役割をしています 。
☀️ 2. 地球温暖化への対応
最近は、地球の気温が上がってきて、みかんの育ち方にも影響があります。たとえば、暑すぎると「浮き皮(うきかわ)」という、皮と中身の間にすきまができる現象が起きてしまいます。
そこで、暑さに強いみかんを作ったり、水のやり方を工夫したりして、地球の変化に対応できるようにしています 。
🤖 3. 新しい技術の活用
みかんを育てるときに、コンピューターやロボットを使って、木の健康状態をチェックしたり、水やりのタイミングを管理したりする研究も進んでいます。
これにより、みかん作りがもっと効率的になり、高齢の農家さんや新しく始める人たちも育てやすくなります 。
🌍 4. 世界への広がり
日本の美味しいみかんは、海外でも人気があります。これからは、日本のブランドみかんを守りながら、世界中の人たちにも楽しんでもらえるように、いろいろな取り組みが行われています 。
🍊 まとめ
みかんは、これからも
- もっとおいしく
- 育てやすく
- 環境にやさしく
- 世界中で愛される
ように、たくさんの工夫や研究が続けられています。

コメントを残す