⭐︎勤労感謝の日とは?
勤労感謝の日(きんろうかんしゃのひ)は、11月23日にある日本の祝日です。
この日は名前のとおり、働いてくれる人に「ありがとう」と感謝する日です。お父さんやお母さん、お店の人、学校の先生、ゴミを集めてくれる人など、たくさんの人が働いて社会を支えています。
■ なぜ「働くこと」に感謝するの?
私たちの生活は、ほんとうにたくさんの人の働きによって支えられています。
・食べ物を作る人
・運ぶ人
・売る人
・教えてくれる人
・安全を守る人
など、だれかの仕事がつながって、みんなが安心してくらせています。
勤労感謝の日は、そのことを思い出して、「いつもありがとう」 と伝える日なのです。
⭐︎いつ誰が始めた?
● 現在の「勤労感謝の日」が始まったのはいつ?
1948年(昭和23年) に、国(日本政府)が「祝日法」という法律をつくり、
その中で 11月23日を『勤労感謝の日』にすると決めました。
つまり、今の形の勤労感謝の日は1948年に国が始めたものです。
● じゃあ、もっと昔はどうだったの?
勤労感謝の日の元になったのは、
日本のとても古い行事 「新嘗祭(にいなめさい)」 です。
これはなんと 約1300年以上前、奈良時代より前から続いていたと言われます。
天皇が新しくとれたお米を神さまにささげて、
「収穫できたことに感謝する」大切なお祭りでした。
つまり、
- 新嘗祭(昔からの行事) → 1948年に『勤労感謝の日』として祝日に
という流れで今に続いています。
● 誰が始めたの?
- 昔の行事(新嘗祭):古代の日本の国(朝廷=天皇を中心とした政府)が始めた
- 現在の勤労感謝の日:1948年に日本政府が法律で決めた
という形になります。
⭐︎なぜ11月23日?
■ なぜ勤労感謝の日は「11月23日」なの?
理由は、とても簡単で、
昔からこの日が「新嘗祭(にいなめさい)」という大切な行事の日だったからです。
■ 新嘗祭ってなに?
「新嘗祭」は、
その年にとれたお米や作物を神さまにささげて、感謝するお祭りです。
この行事は 古くから毎年11月23日に行われてきました。
天皇が新しいお米を食べて、収穫に感謝する、とても重要な日だったのです。
■ 11月23日のまま祝日にした理由
1948年に日本政府が「勤労感謝の日」 をつくったとき、
- もともとある新嘗祭の日付(11月23日)
- 「実りに感謝する」という意味
をそのまま引きついで、
11月23日を勤労感謝の日にしたのです。
■ つまり…
- 昔(千年以上前)からの伝統の日 → 11月23日
- その意味を今の祝日にも生かした → 勤労感謝の日が11月23日
ということです。
⭐︎何をすべき?
■ 勤労感謝の日には「何をすべき」なの?
勤労感謝の日は、“働いている人に感謝する日” です。
なので、むずかしいことをする必要はありません。
気持ちを伝えること がいちばん大切です。
■ 具体的にはどんなことをするといい?
① 「ありがとう」を伝える
家族、お店の人、学校の先生など、
毎日がんばって働いている人に 「いつもありがとう」 と言ってみましょう。
とてもステキな行動です。
② 家の手伝いをする
働いている人を助けるために、
- 食器を片づける
- 掃除をする
- 洗濯ものをたたむ
など、小さなお手伝いでも立派な“感謝の気持ち”になります。
③ 働く人について知る
家族の仕事の話を聞いたり、
世の中にはどんな仕事があるのか調べるのもよいです。
「社会がどうやって回っているか」を知るチャンスになります。
④ 自分ができることを考える
“働く”ということは、「だれかの役に立つ」ことです。
小学生でも、
- 友だちを助ける
- 片づけをする
- 学校の決まりを守る
などは立派な「社会のための行動」です。
■ 特別な行事はあるの?
実は 国の決まりとしてのイベントはありません。
でも、学校や家庭では、
- 感謝のカードを書く
- 手紙を作る
- 働く人にインタビューする
などを行うことがあります。
■ まとめ
勤労感謝の日は、
「働くことの大切さに気づき、感謝を伝える日」 です。
むずかしいことをしなくても、
「ありがとう」を言うことが一番大切です。
⭐︎外国にもある?
外国にも 「働く人に感謝する日」 はあります。
ただし、日本のように 11月23日 という決まった日ではなく、国ごとに名前も意味も少しずつちがいます。
小学生にも分かりやすく説明します。
■ アメリカ:レイバー・デー(Labor Day)
- 9月の第1月曜日
- 「働く人に感謝する日」
- 家族でピクニックをしたり、パレードがあることもあります。
アメリカではとても大きな祝日です。
■ カナダ:レイバー・デー
- アメリカと同じ 9月の第1月曜日
- やはり「働く人をねぎらう日」です。
■ ヨーロッパ・アジアなど多くの国:メーデー(May Day)
- 5月1日
- 「労働者の日」として祝日になっている国が多いです。
- 働く人の権利(けんり)を守る大切な日とされています。
■ 韓国:勤労者の日
- 5月1日
- メーデーと同じで、働く人に感謝する意味があります。
■ 中国:労働節(ラオドンジエ)
- 5月1日から始まる連休
- 国全体で働く人に敬意を表す日です。
■ まとめ:世界中に「働く人に感謝する日」がある!
日本の「勤労感謝の日」は日本だけの祝日ですが、
世界には同じような意味の祝日がたくさんあります。
どの国でも、
「働くことは大切」「支え合うことが大事」という思いは共通なのです。
⭐︎今後どうなる?
■ 今後、勤労感謝の日はどうなっていくの?
①「感謝する気持ち」の日としてずっと続く
勤労感謝の日は、
「働く人を大切にしよう」という気持ちを確認する日 なので、
これからも祝日として続いていくと考えられます。
働くことは、どんな時代でも社会に必要だからです。
② 働き方がどんどん変わる
未来は、
- ロボット
- AI(人工知能)
- 自動運転
などがたくさん使われるようになります。
でも、
人の気づかい・思いやり・アイデアが必要な仕事はなくなりません。
そのため、
「人が働くことの意味」を考える日としてもっと大切にされるでしょう。
③ 感謝の対象が広がる
今は「家族」「先生」「お店の人」などに感謝しますが、
未来では、
- ロボットを作る人
- AIを管理する人
- 町を安全にする新しい仕事の人
など、感謝すべき相手がさらに広がるかもしれません。
④ 家庭や学校での過ごし方が変わるかも
オンラインで感謝のメッセージを送ったり、
学校で「将来の自分の仕事を考える授業」が行われたりするなど、
現代に合った形のイベントが増えていく可能性があります。
■ 結論:勤労感謝の日は形を変えながら続く
- 働く人に感謝する気持ちは、これからも大切
- 働き方が変わっても、人の思いやりは変わらない
- 未来の社会に合わせて、過ごし方や学び方が少しずつ進化する
こうして、勤労感謝の日は これからも意味のある祝日として続いていく と考えられます。

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