小学生にもわかる『つくし』


⭐︎つくしとは?

つくしは、春になると地面からニョキニョキ出てくる植物で、「スギナ(杉菜)」という草の赤ちゃんのような存在です。見た目は細長くて、先っぽがトウモロコシのようにポコポコしています。


🌿どうやって生えてくるの?

つくしは「胞子(ほうし)」という、すごく小さなたねのようなものでふえます。花や実はつけませんが、胞子をとばして新しいつくしが育ちます。先っぽについている茶色いところが「胞子のう」で、そこから胞子が飛び出します。


🐞どこで見られるの?

日本の田んぼのあぜ道や川の近く、草むらなどにたくさん生えています。春のあたたかい日差しが好きで、だいたい3月から4月にかけて出てきます。


🥬食べられるの?

はい、実はつくしは食べられるんです!でもそのままでは苦いので、「はかま」という部分を取ってから、おひたしや卵とじにして食べます。昔から春の山菜(さんさい)として親しまれてきました。


📚つくしとスギナの関係は?

つくしは「胞子茎(ほうしけい)」といって、胞子をとばす役目のもの。スギナは「栄養茎(えいようけい)」といって、光合成をして養分をつくるものです。つまり、つくしとスギナはセットで生きている仲間なんです!

⭐︎世界中に存在する?

つくし(正式には「スギナ」という植物の胞子茎)は、世界中にあるわけではありません。でも、日本だけの植物でもないんです。


🌍どこにあるの?

つくしの仲間(スギナのなかま)は、「北半球(きたはんきゅう)」の温かい〜寒いくらいの場所に多く見られます。たとえば:

  • 日本
  • 中国
  • 韓国
  • ヨーロッパの一部
  • アメリカの北のほう

などで見つかります。


🌱でも南半球(オーストラリアや南アメリカなど)には?

ほとんどありません。つくしが好むのは「春がはっきりある地域」なので、年中あたたかい南の国では、あまり見られないんです。


🧳なぜ世界中にないの?

つくしは「シダ植物(しだしょくぶつ)」のなかまで、昔から地球にいた古い植物です。でも気候(きこう)や土地のちがいによって、住める場所が限られているんです。

⭐︎食べるのは日本だけ?

つくしを食べるのは、ほとんどが日本など東アジアの国だけなんです。


🍽️ つくしを食べる国は?

  1. 日本
     昔から春の「山菜(さんさい)」として親しまれています。おひたし、卵とじ、天ぷらなどで食べます。
  2. 中国韓国
     一部の地域では、同じようにつくしを食べることがあります。でも日本ほど一般的ではありません。

🤔 なぜ他の国では食べないの?

  • アメリカやヨーロッパでは、つくしは「雑草(ざっそう)」と思われていて、食べる習慣があまりありません。
  • 苦味があるので、「おいしい」と感じる文化が少ないのかもしれません。
  • 安全に食べるには下ごしらえが必要(※「はかま」を取ってあく抜きするなど)で、知らないと食べにくいんです。

🍀 まとめると…

🌏 つくしを食べるのは、主に日本など一部のアジアの国だけです。
それ以外の国では、食べる習慣がないことが多いんですよ。

⭐︎大きくなるとどうなる?

つくしは、そのままずーっと「つくし」でいるわけではありません。大きくなると、姿がぜんぜん変わるんですよ!


🌿大きくなると「スギナ」になる!

つくしは、「スギナ(杉菜)」という植物の“赤ちゃん”や“別のかたち”なんです。

  • 春にニョキッと生えてくるのが「つくし(胞子茎 ほうしけい)
  • それが役目を終えると、かわりに「スギナ(栄養茎 えいようけい)」というもじゃもじゃした緑の草が生えてきます

🔄どうやって変わるの?

  1. つくしが出てきて胞子(たねのようなもの)を飛ばします
  2. つくしはしおれて、おわかれします
  3. そのあとに、地下から「スギナ」がにょきにょきと生えてきます

🍃スギナはどんな見た目?

スギナは、筆(ふで)をたくさん立てたような、細い線がいっぱいの草です。さわるとすこしチクチクして、緑色で光合成(こうごうせい)をして栄養をつくります。


📚つまり…

🌱つくし → 大きくなると → 🌿スギナ
この2つは同じ植物のちがうかたちなんです!


まるで「ちょうちょの幼虫(ようちゅう)がさなぎになって、ちょうちょになる」みたいに、つくしも姿をかえて生きているんです🦋

⭐︎つくしは栄養がある?

つくしには、体にいい栄養がちゃんとふくまれています。春の自然のめぐみです!


🥬つくしにふくまれる栄養は?

つくしには、こんな栄養がふくまれています:

  • ビタミンC
     → 体の中をきれいにして、かぜをふせいでくれます。
  • カリウム
     → 体の中のよけいな水分や塩分を出してくれます。
  • 食物せんい
     → おなかの中のそうじをして、べん通をよくしてくれます。
  • βカロテン(ベータカロテン)
     → 体の中でビタミンAにかわって、目や肌にいいはたらきをします。

🍽️でも注意も必要!

つくしは体にいいけど、「たくさん食べすぎないこと」が大切です。

  • 「チアミナーゼ」という成分が入っていて、ビタミンB1をこわしてしまうことがあります。でも、ゆでたり加熱すればOKです!
  • なので、生では食べないでください。

📝まとめると…

✅ つくしにはビタミンやカリウムなどの栄養がある
⚠️ でも、生ではなく加熱して少量を食べましょう!


自然の中のつくしは、春を知らせてくれるかわいい栄養マンなんです🌸

⭐︎なぜ子供は好き?

つくしが「子どもに人気がある」のには、いくつかの楽しくてワクワクする理由があるんです。


🐾1. さがすのが楽しい!

春になると、つくしは道ばたや田んぼのあぜ道に、にょきにょき顔を出します。まるで「かくれんぼ」しているみたい!

🌼「見つけたー!」
🐞「ここにもあった!」

と、つくしを見つけるのがたからさがしみたいで楽しいんです!


🖐️2. かたちがかわいい!

つくしはちっちゃくて、にょろっとしていて、先がポコポコしています。
まるで「小さな恐竜の赤ちゃん」みたいで、子どもたちには不思議でかわいく見えるんです。


🧼3. とって集めたり、料理できる!

つくしは「はかま」という部分をひとつずつ取っていく作業があります。これが、

✨「お手伝いしてる!」
✨「自分でとって、自分で食べる!」

という気持ちになれて、とってもうれしい体験になるんです。


📚4. 春の思い出になる!

「つくしをとった」「つくしを食べた」「つくしを絵にかいた」――
そうした体験が、春の思い出として子どもの心にのこるんです。


🌈まとめると…

つくしは、
🌱 見つけるのが楽しい
🌱 かたちがかわいくてふしぎ
🌱 料理にかかわれる
そんなところが、子どもたちに大人気のヒミツなんです!

⭐︎なぜ、つくしと言う?

つくし」という名前には、昔の人のやさしい気づき自然への思いがこめられているんです。


🗣️「つくし」という言葉の語源(ごげん)は?

いくつかの説がありますが、有力なのは次のような意味です:


🌾①「つくしんぼう(尽くしん坊)」から来た説

昔の人は、春になると一生けんめいニョキッと顔を出してくるこの草を見て、

🌱「なんてけなげで、がんばってるんだろう…」
🌱「いのちを尽くして出てきたみたい!」

と感じて、「**尽くす(つくす)+ しんぼう(坊)」=「つくしんぼう」と呼びました。

それがだんだんと短くなって「つくし」になったとも言われています。


🧭②「土に尽くす」=「つちくし」から来た説

この草は地面(土)の中から出てくる植物です。
それで、昔の人は「土に尽くす草」「土をつらぬいて出てくる草」という意味をこめて、

「つちくし」→「つくし」

になったという説もあります。


📚③『万葉集(まんようしゅう)』にも登場!

なんと!日本でいちばん古い歌の本『万葉集』にも「つくし」という言葉が出てきます。それだけ昔から、人々に親しまれていたんです。


🌸まとめると…

✅「つくし」という名前は、
がんばって顔を出す姿
土から出てくるようす
春のいのちの始まり
を表す、やさしい言葉から生まれたと考えられています✨


言葉にも、自然を大切にする心がつまっていて、なんだかステキです😊

⭐︎今後どうなる?

「つくしは今後どうなるの?」というのは、自然や地球の未来を考える、とても大切なテーマです!


🌍自然がのこるかぎり、つくしは春に出てきます

つくしは、日本の春を感じさせる季節のしるしのような植物です。
自然の中でちゃんと育つことができれば、これからも毎年、春になると顔を出してくれるでしょう。


🏙️でも、心配なこともあります

最近は、

  • 町が広がって自然がへっている
  • 草がすぐに刈られてしまう
  • 川や土手がコンクリートでおおわれる

こうした理由で、つくしのすむ場所が少なくなってきているんです。


💡それでも希望はあります!

🌱 学校の畑や公園で育てる人がいる
🌱 自然を守るボランティア活動がふえている
🌱 つくしを食べる文化や絵本で知る子どもたちがいる

→ こういった動きで、つくしがまた注目されることもあります!


🌸まとめると…

✅ 自然がのこるかぎり、つくしは春に出てくる
⚠️ でも、環境がこわれると、すがたが見られなくなるかもしれない
💡 だからこそ、つくしや自然を大切にすることが大事なんです!


「つくしを見てうれしい気持ちになる」――
その心を、これからも大切にしていきたいです😊

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