小学生にもわかる『さくらんぼ』


⭐︎さくらんぼとは?

さくらんぼは、サクラの木になる小さな赤い実のことです。見た目はまんまるくて、あまくてジューシーな味がします。食べると中に「たね」がありますね。


🌳さくらんぼはどこからくるの?

さくらんぼは「セイヨウミザクラ」という種類の木からとれます。日本でよく食べられているのは「佐藤錦(さとうにしき)」という品種です。山形県がとても有名な産地です。


⏰いつとれるの?

さくらんぼの旬(しゅん)は6月ごろです。春に花が咲き、そのあとに実がなって、だんだん赤くなっていきます。


🐝どうやってできるの?

さくらんぼの花にミツバチなどの虫がやってきて、花の中にある「めしべ」と「おしべ」の花粉を運んでくれます。これを「受粉(じゅふん)」といって、うまくいくと実ができるのです。


🔍食べるときの注意

中にかたい「たね」があるので、かまないように気をつけましょう。たねは食べないでくださいね。

⭐︎いつ誰が作った?

🍒さくらんぼのはじまりは?

さくらんぼはとても古い果物で、なんと約2000年以上前から人間に食べられてきたといわれています。

いちばん古い記録は、古代ギリシャやローマ時代です。とくに、紀元前70年ごろ、ローマの軍人「ルクッルス将軍」が、トルコにある**ケラソス(今のギレスン)**という町からローマにさくらんぼを持ち帰ったという話があります。

このときから、ヨーロッパに広まっていったんですね。


🇯🇵日本ではいつから?

日本には、平安時代(へいあんじだい)ごろにはサクラの実(=やまざくらの実)を食べていたと言われていますが、今のようなあまくて大きい「さくらんぼ」は、明治時代に西洋から入ってきたものです。

とくに、「セイヨウミザクラ」という木が**1875年ごろ(明治8年)**に日本に持ち込まれたといわれています。


👨‍🌾だれが作ったの?

日本で有名な「佐藤錦(さとうにしき)」というさくらんぼは、山形県の佐藤栄助(さとう えいすけ)さんという人が、1928年(昭和3年)に完成させました

佐藤さんは「ナポレオン」という品種と「黄玉(おうぎょく)」という品種を交配して、とても甘くておいしいさくらんぼを作ったのです。


つまり、

  • 世界で最初に知られたのは約2000年前のトルコ周辺
  • 日本で今のようなさくらんぼが育てられたのは明治時代
  • 「佐藤錦」を作ったのは佐藤栄助さん(1928年)

ということです!

⭐︎世界中にある?

さくらんぼは世界中にあります!でも、どこでも自然に育つわけではなく、気候が合っている場所で育てられています。


🌍さくらんぼが育つ場所

さくらんぼの木は、寒い冬がある地域が好きです。なぜなら、木が元気に育つためには、**冬にしっかり休む時間(休眠)**が必要だからです。

そのため、次のような場所でさかんに育てられています:

🗾 日本

山形県が一番有名ですが、北海道や青森、長野でも育てられています。

🇺🇸 アメリカ

カリフォルニア州やワシントン州でたくさん作られています。スーパーで見かける「アメリカンチェリー」はここから来ています。

🇨🇳 中国

実は世界一さくらんぼを作っている国は中国です。広い土地と気候が育てやすいんですね。

🇹🇷 トルコ

もともとさくらんぼが広まった場所でもあり、今もたくさん作られています。

🇨🇱 チリ

南半球にあるチリでは、日本が冬のあいだにさくらんぼがとれるので、冬の時期に日本に輸出されることが多いです。


🌱世界中で食べられている?

はい、さくらんぼはいろいろな国で人気があり、フルーツの中でも高級なイメージがあります。生のまま食べるだけでなく、ケーキ、パイ、ジャム、お菓子などにも使われています。


つまり、

🌸「さくらんぼは世界中にありますが、寒い地域でよく育ちます。そして今では、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、南米など、世界じゅうで食べられています」🍒

ということです!

⭐︎桜は全て実がつく?

答えは――いいえ、桜(さくら)にはすべて実がつくわけではありません

では、なぜ実がつく桜と、つかない桜があるのか?やさしく説明します🌸


🌳桜にもいろいろな種類がある

桜には300種類以上もの品種があります。たとえば:

  • ソメイヨシノ(お花見で一番よく見られる桜)
  • ヤマザクラ(日本に昔からある山の桜)
  • セイヨウミザクラ(さくらんぼがとれる桜)

🍒実がつく桜とつかない桜のちがい

✅ 実がつく桜

  • ヤマザクラセイヨウミザクラなど、もともと自然に近い桜は、花が咲いたあとに**実(さくらんぼのような小さな実)**をつけます。
  • でも、食べてもあまり甘くなくて、鳥が食べることが多いです。

❌ 実がつかない桜

  • ソメイヨシノのように、人が品種改良して作った桜は、タネや実をほとんどつけません
  • なぜなら、**自分ではタネを作れない「クローンのような木」**だからです。
  • ソメイヨシノは、挿し木(さしき)や接ぎ木(つぎき)という方法で人が増やしています。

🐝受粉ができるかどうかも大事

花に花粉を運ぶ虫や風がこないと、たとえ実ができる種類でも、実はつきません。だから、天気や場所によっても変わるんですね。


まとめ🍃

✔️ 全ての桜に実がつくわけではありません。
✔️ 自然に近い桜は実をつけますが、人が作った観賞用の桜はつけにくいです。
✔️ 実がなっても、あまり甘くないことが多いです。

⭐︎鳥などに実を食べられないようにするには?

🛡️① ネットをかける(防鳥ネット)

いちばんよく使われている方法です。

  • 木のまわりに**目の細かいネット(網)**をかけて、鳥が入れないようにします。
  • 実が大きくなってきたら、全体をネットでおおいます。
  • 風でネットが飛ばないように、しっかり固定します。

👉これはさくらんぼ農園などでもよく使われています。


💡② キラキラしたものでびっくりさせる

鳥は光るものが苦手なので、次のようなものを使います:

  • CDや銀色のテープを木にぶら下げる
  • アルミホイルをひらひらさせる

光がキラキラして動くと、鳥は「こわい!」と思って近づかなくなります。


👂③ 音でおどかす

  • **風でカラカラ鳴るもの(風鈴など)**を木につける
  • 鳥の天敵(ふくろうなど)の声や音を流す機械もあります

ただし、鳥が慣れてしまうと効果がなくなることもあります。


🦉④ 鳥の天敵に見せる「にせもの」

  • ふくろうの人形カラスのにせものを木の近くに置くと、鳥は「こわい敵がいる!」と勘ちがいして近づかなくなります。

これも時々場所を変えたり、動かしたりすると効果が長もちします。


🔄⑤いくつかの方法を組み合わせる!

一つの方法だけではすぐに鳥が慣れてしまうことがあります。なので、

🛡️ネット+💡キラキラ+🦉にせもの+👂音

のように、いくつかの方法を組み合わせるのがコツです!


🌸まとめ

方法ポイント
防鳥ネット一番しっかり守れる
キラキラ光光でびっくりさせる
音でこわがらせる
にせものの敵敵がいると勘ちがいさせる
組み合わせる長く効果をつづけるために大事

気になるものがあったら、どの方法がいちばん合いそうか、一緒に考えましょう😊

⭐︎さくらんぼは2対?

「さくらんぼは**2対(2つ1組)**ですか?」ということですが、はい、よく“2つくっついた形”で見られますよね🍒🍒

でも、これは特別な理由があるわけではなく、たまたまそうなったことが多いのです。


🍒なぜ2つくっついて見えるの?

さくらんぼが2つくっついて見えるのには、いくつかの理由があります。

🌿1. 実が近くで育つから

さくらんぼは、枝にいくつも花が咲いて、近い場所に実がなります
そのうち、枝の分かれ目などで特に近くなった実が、だんだんとくっついて育つことがあります。

💕2. たまに「双子さくらんぼ」になることも!

ときどき、1つの花から2つの実ができてくっつく「ふたごさくらんぼ」もあります。
これはちょっとめずらしいですが、自然の中ではたまに起こります。

📸3. お店で“かわいい形”として選ばれることも

売られているさくらんぼの中には、見た目がかわいいから2つくっついたものが選ばれていることもあります。
写真やイラストでもよく「2つくっついたさくらんぼ」が描かれています♪


🧠つまりこういうこと!

🌸「さくらんぼは2つで1組のように見えることが多いけれど、本当はたまたま近くに育ったり、まれに双子で育ったりしたものです」🍒

⭐︎種を植えれば芽がでる?

✅結論:出ることもあります!でも…むずかしいです。

さくらんぼの種(たね)を土にうめると、運がよければ芽が出てきます!
でも、実はけっこうむずかしい条件があるんです。


🌱どうしてむずかしいの?

① 冬の寒さが必要!

さくらんぼの種は、「冬の寒さで休んだあとにしか目をさまさない」性質があります。これを「休眠(きゅうみん)」といいます。

そのため、たねをすぐに植えてもなかなか芽が出ません。
🌬️数ヶ月、冷たいところ(冷蔵庫など)で休ませることが必要なんです。

② 硬いかたいカラがある

さくらんぼの種は、とても**かたいカラ(種の外側)**に守られています。
このカラの中にある“ほんとうのたね”が目を出すのですが、水が中まで入りにくいので、なかなか発芽(はつが)しません。

なので、カラをすこしだけ傷つけるか、何日も水につけると発芽しやすくなることがあります。

③ 同じ実はできない

たとえ芽が出て木が大きくなっても、もとのおいしいさくらんぼと同じ実はできません
なぜなら、おいしい品種(たとえば佐藤錦)は、「交配(こうはい)」という作り方で作られた特別なさくらんぼだからです。


🧪でもやってみるのは楽しい!

🌱おうちでためしてみたいときは:

  1. さくらんぼを食べたあとの種をよく洗って乾かす
  2. 冷蔵庫などで2~3ヶ月休ませる
  3. かたいカラをすこし削ったり、たねを水につけたりする
  4. 春ごろに土に植えて、水をあげながら様子を見る

🌸運がよければ、かわいい芽が出てきます!


🎓まとめ

質問答え
たねを植えたら芽が出る?出ることもあるけどむずかしい
特別なことが必要?冷たくして休ませること、カラをやわらかくすること
同じ実がなる?同じ味にはならないことが多い

さくらんぼのたねから育てるのは時間もかかりますが、自然のふしぎを学ぶいいチャンスです🌱

⭐︎熟れたかどうかどうやって分かる?

さくらんぼが「熟れた(うれた)=食べごろになった」かどうかを見分けるには、見た目・手ざわり・味・においなど、いくつかのポイントがあります🍒✨


🍒さくらんぼが熟れたかどうか見分ける方法

✅1. 色を見る(見た目)

  • 熟れる前:黄みがかった赤色まだ少し青っぽい
  • 熟れたら:全体がツヤのある赤色や赤黒い色になります(品種によって色がちがうよ)

🔍「むらなく色づいていて、ツヤがあるか」がポイントです!


✅2. 軸(へた)を見る

  • 熟れているものは、へたが緑で元気な色をしています🌿
  • 古くなると、茶色くなってしおれてくるので、それは収穫から日がたっています。

🍃へたが元気=新鮮で熟れてるサイン!


✅3. 手ざわり・かたさをチェック

  • 熟れていると、手に持ったときにふんわりやわらかさを感じます。
  • でも、ぐにゃっとしていたら熟れすぎていることもあるので注意!

ふわっとしてるけどしっかりしているのがベスト♪


✅4. におい・香りをかぐ

  • 熟れたさくらんぼは、甘くてフルーティーな香りがします。
  • においが少ないものは、まだ少し若いかもしれません。

✅5. 味見してみる(できる場合)

  • 熟れたさくらんぼは、とても甘くて、ほんのりすっぱさもあります。
  • まだ若いと、かたくてすっぱめの味がします。

🍒まとめ

見るところ熟れたときのサイン
赤くツヤがある
へた緑色で元気
手ざわりふんわりやわらかい
香り甘いフルーツの香り
甘くてジューシー

熟れたさくらんぼは、見た目もかわいくて、とってもおいしいですよ!

⭐︎今後、さくらんぼはどうなる?

🌱これからのさくらんぼの未来

🍬1. もっとあまく、おいしくなる!

研究がどんどん進んでいて、

  • 今よりあまくてジューシー
  • タネが小さくて食べやすい
  • 実がとれやすい木

など、新しい品種(ひんしゅ)が生まれています!

たとえば「紅秀峰(べにしゅうほう)」という品種は、佐藤錦より実が大きくて、あとから登場した人気ものです。


🌍2. 世界でもっと育てられるようになる!

今までは、寒い地域じゃないと育てにくかったさくらんぼですが、
これからはハウス栽培(さいばい)や気候に合った工夫で、もっと多くの国で育てられるようになります。

🚜コンピューターやロボットを使った農業も、手伝ってくれそうです!


🧊3. 長もちするさくらんぼがふえる!

さくらんぼはやわらかくて、すぐにいたんでしまう果物です。
でもこれからは、

  • 冷蔵技術(れいぞうぎじゅつ)の進化
  • 傷みにくい品種の開発
    で、長もちして世界中に届けやすくなるでしょう。

これで、日本の冬にも南の国からおいしいさくらんぼが届くかも🍒


♻️4. 環境にやさしい育て方も広がる

地球のために、農薬を減らしたり、水を大切に使ったりする栽培方法が広がっています。
虫や病気に強い品種も作られていて、さくらんぼ作りがもっとエコになっていきそうです🌍


🔮まとめ

🌸「これからのさくらんぼは、もっと甘くて、おいしくて、育てやすく、長もちして、地球にもやさしいフルーツになっていく」

という未来が待っていそうです!

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