⭐︎映画とは?
映画(えいが)は、「動いている写真(しゃしん)」のようなものです。たくさんの写真をすばやく見せることで、人や動物がうごいているように見えるんです。この仕組みは「アニメーション」や「動画(どうが)」と似ています。
🧪 映画のしくみ(科学の目線から)
昔の映画は、フィルムという細長いテープに写真が1枚ずつならんでいました。それを映写機(えいしゃき)という機械で、パッパッパッとすごいスピードで映すと、写真が動いて見えるんです。
今ではデジタル(コンピューター)を使って映画を作ることが多いので、フィルムを使わなくても作れるようになりました。
🎥 映画にはいろんな種類があります
- アニメ映画:絵やキャラクターを動かして作る映画(たとえば「となりのトトロ」)
- 実写映画(じっしゃ):本当の人や場所をカメラでとった映画(たとえば「ドラえもんのび太と空の理想郷(ユートピア)」の一部)
- ドキュメンタリー:本当のことを調べて見せてくれる映画(たとえば動物や宇宙の映画)
🌟 どうして映画は楽しいの?
映画は「ものがたり」をとおして、いろんな世界に行った気分になれます。知らなかったことを知ることができたり、こわい、うれしい、わくわくする気もちを感じられたりします。これは心や頭にとってとてもよいトレーニングになります!
⭐︎いつ誰が作った?
映画が作られたのは、今からおよそ130年前です。西暦(せいれき)で言うと、1895年(いちきゅうはちごねん)ごろです。
👨🔬 映画を作ったのは、どんな人?
はじめて本当の「映画らしい映画」を作ったのは、フランスの**リュミエール兄弟(きょうだい)**という人たちです。
- 名前:リュミエール兄弟(ルイさんとオーギュストさん)
- 国:フランス
- 年:1895年
- 映画のタイトル:「工場の出口(こうじょうのでぐち)」
この映画は、工場(こうば)で働いていた人たちが、仕事を終えて外に出てくるだけの、たった50秒の白黒ムービーでした。でも当時の人たちは「うごく写真」にびっくりして、「わあーっ!」と大さわぎになったそうです!
🧪 科学のちからで映画がうまれた!
この映画は、「カメラ」や「光(ひかり)」、「時間(じかん)」など、たくさんの科学の知しきがあつまって作られました。映画は、科学とアイデアが出会って生まれたアートなんです。
⭐︎日本で初めての映画は?
日本ではじめて映画が見られたのは、**1896年(明治29年)**です。フランスで映画ができた次の年には、もう日本にもやってきたんです!
そのときに使われた映画は、さきほど紹介したリュミエール兄弟の映画でした。外国から持ちこまれて、東京の「神田(かんだ)」という場所で、はじめて見せられました。
📽️ 日本で初めて作られた映画は?
日本人が作った、いちばん古い映画は、1899年(明治32年)ごろと言われています。
- 🎞️ タイトル:**「芸者の踊り(げいしゃのおどり)」など
- 作った人:コンスタンチン・シェレブレンという外国人が日本で撮影したという話もありますが、
- 日本人の稲畑勝太郎(いなはた かつたろう)さんや牧野省三(まきの しょうぞう)さんも映画のはじまりにかかわっています。
その後、1900年代に入ると、日本の映画はどんどんふえて、**時代劇(じだいげき)や活動写真(かつどうしゃしん)**とよばれる作品がたくさん作られました。
🎤 昔の映画館では「弁士(べんし)」がいた!
昔の日本の映画は「音(おと)」がなかったので、映画を見ながら、そばで「話をつける人」がいました。その人を**弁士(べんし)**と言って、まるで「映画のナレーター」のような役わりをしていました。今でいう「声優(せいゆう)」や「アナウンサー」にちかいです!
⭐︎フィルムとデジタルの違いは?
🎞️ ① フィルムとは?
フィルムは、うすくて長いプラスチックのテープのようなもので、その上に光(ひかり)でうつした写真がならんでいます。
🔍 フィルムのポイント:
- カメラの中にフィルムを入れて、光をあてて写真をとります。
- 映画を作るときは、たくさんの写真をフィルムにパッパッパッと写していきます。
- 写真1枚ずつがパラパラまんがのようになって、うごいて見えるのです。
📽️ まとめると…
**「本物の写真を使った映画」**がフィルム映画です。
💻 ② デジタルとは?
デジタルは、コンピューターの中にデータとしてうつす方法です。スマホやタブレット、テレビなどで見られる動画(どうが)は、ほとんどがデジタルです。
🔍 デジタルのポイント:
- カメラでとった映像(えいぞう)が、データとしてコンピューターに記録されます。
- フィルムのように、物を使わずに保存(ほぞん)できます。
- 編集(へんしゅう)や加工(かこう)がカンタンにできる!
📱 まとめると…
**「コンピューターで作って、保存して、見る映画」**がデジタル映画です。
⚖️ フィルムとデジタルのちがいまとめ
| ちがい | フィルム | デジタル |
|---|---|---|
| できる年 | 1800年代なかごろ | 1990年代ごろ |
| 記録方法 | 光を使って写真をうつす | データとして記録する |
| 編集のしやすさ | むずかしい | とってもカンタン |
| 映像の見た目 | あたたかくてクラシック | シャープできれい |
| 機材(きざい) | 大きくて重いことが多い | 軽くて使いやすい |
💡 今でもフィルムを使う映画監督(かんとく)さんもいます。なぜかというと、「フィルムならではの味(あじ)」や「ぬくもり」があるからです!
⭐︎今まで一番見られた映画は?
👑 世界で一番見られた映画ってなに?
それは…
🎥 **『アバター(Avatar)』**という映画です!
🌍 『アバター』ってどんな映画?
- 🎬 公開(こうかい)年:2009年
- 🎥 監督(かんとく):ジェームズ・キャメロンさん(『タイタニック』を作った人です)
- 🪐 内容:宇宙(うちゅう)のとおい星「パンドラ」で、人間と青い人たち(ナヴィ族)のあいだにおこるお話。
- 🌳 きれいな自然やすごいCG(コンピューターで作った映像)がいっぱい!
💰 なぜ「一番見られた」と言えるの?
「一番見られた」というのには、いくつかの見かたがありますが…
📊 一番お金がうごいた映画=世界一のヒット映画
- 『アバター』は、**世界中で30億ドル以上(日本円で4,000億円以上)**もチケットが売れました!
- いちど記録をぬかれたけど、2021年に再上映されてまた1位になりました。
🏆 日本で一番見られた映画は?
それは…
🎴 **『鬼滅の刃(きめつのやいば)無限列車編』**です!
- 🗓️ 公開:2020年
- 🎟️ 観客(かんきゃく)動員数:約2,900万人
- 💰 興行収入(こうぎょうしゅうにゅう):約404億円!
アニメ映画が日本でいちばん見られたなんて、すごいですね✨
🧪 科学の目で見ると…
映画がたくさん見られるには、
- カメラやCGの技術(ぎじゅつ)、
- 劇場やテレビ、ネットなどのはったつ、
- そして「心をうごかすストーリー」が大切です。
だから、映画って、科学とアートと心がまざり合ったすてきな作品なんです!
⭐︎映画を作るには?
🎥 映画を作るには、こんなステップがあります!
映画はただカメラで撮るだけじゃなくて、いろんな人たちが力を合わせて作るんです!
📝 ① ものがたり(ストーリー)を考える
まずは「どんなお話にしたいか」を考えます。これを「脚本(きゃくほん)」といいます。
- たとえば:「宇宙で出会った友だちと地球をすくう話」など
- 人物(キャラクター)、場所、はじまり・なか・おわりを作ります
🧑🎨 ② キャラクターや世界をデザインする
映画に出てくる人、どうぶつ、町、星などの**見た目(ビジュアル)**を決めます。
- 絵をかいたり、ミニチュアを作ったり、CGを使ったりします
- アニメ映画なら、キャラクターに声をあてる声優(せいゆう)さんも必要です!
🎥 ③ 撮影(さつえい)する
カメラを使って、実際に映像(えいぞう)をとるところです。
- 本物の人を使うときは「**実写(じっしゃ)**映画」
- 絵やコンピューターで作るときは「アニメーション映画」
ここでは**監督(かんとく)**という人が中心となって、ぜんぶを指示(しじ)します。
💻 ④ 編集(へんしゅう)する
とった映像を、コンピューターなどでつなぎ合わせて、ひとつの映画にまとめます。
- いらないシーンをカットしたり
- 音楽や音(効果音)をつけたり
- 字幕(じまく)やナレーションを入れたりします
🎬 ⑤ 完成して、見てもらう!
映画ができたら、映画館やテレビ、インターネットでみんなに見てもらいます。
- 映画館で上映(じょうえい)したり
- YouTubeやNetflixなどのサービスで配信(はいしん)したり
💡 映画づくりにかかわる人たち
| やくわり | なにをする人? |
|---|---|
| 脚本家(きゃくほんか) | お話を書く |
| 監督(かんとく) | 全体をまとめるリーダー |
| カメラマン | 映像をとる |
| 編集者 | 映像をまとめる |
| 俳優(はいゆう)・声優 | 演じる人たち |
| 音楽家 | 音をつくる |
🌟 まとめ
映画を作るには、「アイデア + 科学 + アート + チームワーク」がとても大切です!
1人で全部作ることもできるけど、みんなで協力するともっとすてきな作品になります✨
もし、「自分でも映画を作ってみたい!」と思ったら、スマホやタブレットでかんたんな動画づくりからチャレンジしてみるのもいいです🎥
⭐︎カメラは何が主流?
🎥 今、映画でよく使われているカメラは?
映画を作るときに使われるカメラは、とっても高性能(こうせいのう)でプロ用の特別なカメラです。
いちばんよく使われているのは、こんなカメラたちです:
🔴 ① RED(レッド)カメラ
- アメリカのRED社が作っています
- デジタル映画カメラの中でもとても人気(にんき)
- 高画質(こうがしつ)で、小さめなので持ち運びもしやすい
- 『アバター2』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などにも使われています!
🎞️ ② ARRI(アリ)カメラ
- ドイツのARRI社が作っているカメラ
- フィルム時代から使われてきたプロ中のプロ用カメラ
- デジタルの機種「ARRI Alexa(アレクサ)」は、映画監督に大人気!
- 『007』や『スター・ウォーズ』などでも使われています
💻 ③ Blackmagic(ブラックマジック)カメラ
- オーストラリアの会社のカメラで、プロにも学生にも人気
- REDやARRIよりちょっと安くて、映像もキレイ
- YouTuberや自主映画を作る人にも人気です
🧪 なぜ特別なカメラを使うの?
映画で使うカメラは、普通のスマホや家庭用カメラとちがって、こんなすごいところがあります:
| ポイント | なにがすごい? |
|---|---|
| 高画質(こうがしつ) | とってもきれいな映像がとれる |
| 大きなセンサー | 映画のような「ふんいき」や「ぼけ」が出せる |
| レンズが交換できる | いろんな見せ方ができる |
| 色や光の調整がすごい | 暗いところでもキレイに撮れる |
🧒 小学生や初心者が映画を作るなら?
プロ用のカメラはとても高いので、まずはこんなカメラからチャレンジしてもOK!
- 📱 スマートフォン(最近は4KもOK!)
- 📷 家庭用ビデオカメラ
- 💻 タブレットやWebカメラ
- 🎞️ おこづかいで買える「ミラーレス一眼」カメラなど
無料の編集アプリと合わせれば、自分だけの映画がつくれます🎬✨
⭐︎有名な監督、俳優は?
🎬 有名な映画監督(かんとく)
映画監督は、映画の「指揮者(しきしゃ)」のような人。ストーリーの流れやカメラの動き、演技(えんぎ)の指示を出す大事な人です!
🌟 スティーヴン・スピルバーグ(アメリカ)
- 作った映画:『ジュラシック・パーク』『E.T.』『インディ・ジョーンズ』
- 特ちょう:子どもが主人公のわくわく映画が多い!
🌟 宮崎 駿(みやざき はやお)さん(日本)
- 作った映画:『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』
- スタジオジブリの名作アニメを作ったすごい監督!
🌟 ジェームズ・キャメロン(アメリカ)
- 作った映画:『アバター』『タイタニック』『ターミネーター2』
- SF(エスエフ)や海の映画が大好きな科学好き監督!
🎭 有名な俳優(はいゆう)
俳優は、映画の中でお話のキャラクターになりきって演じる人です。かっこいい人も、おもしろい人もいます!
🌟 トム・ハンクス(アメリカ)
- 出た映画:『フォレスト・ガンプ』『トイ・ストーリー(声の役)』『グリーンマイル』
- いろんな役をこなせる、やさしい演技がすごい人
🌟 レオナルド・ディカプリオ(アメリカ)
- 出た映画:『タイタニック』『インセプション』『レヴェナント』
- 子どものころから映画に出ていて、演技力バツグン!
🌟 新海 誠(しんかい まこと)さん(日本・監督だけど声の出演も)
- 作った映画:『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』
- 映像がきれいで、若い人に大人気!
👧👦 日本の人気俳優・声優も!
アニメ映画に出ている**声優(せいゆう)**さんも、映画を支えるすごい人たち!
- 🌟 花江 夏樹(はなえ なつき)さん:『鬼滅の刃』の炭治郎の声
- 🌟 神木 隆之介(かみき りゅうのすけ)さん:『君の名は。』など、子どものころから活やくしてる俳優さん!
✨まとめ
| やくわり | 有名な人 |
|---|---|
| 監督 | スピルバーグ、宮崎駿、ジェームズ・キャメロン |
| 俳優 | トム・ハンクス、ディカプリオ、神木隆之介 |
| 声優 | 花江夏樹、上白石萌音 など |
⭐︎今後、映画はどうなる?
これからの映画は、もっともっとすごくて、たのしい世界になります!
🥽 ① VR(ブイアール)やARの映画がふえる!
- VR(バーチャルリアリティ):めがねのようなゴーグルをつけて、まるで映画の中に入ったような体験ができます!
- AR(エーアール):スマホなどで見ると、映画のキャラクターが目の前に出てくるように見える!
💡 たとえば…
「映画の中を歩き回ったり」「キャラクターとおしゃべりできたり」するかもしれません!
🎮 ② 観るだけじゃなくて、えらべる映画!
映画の中で、「どっちの道を行く?」「この人をたすける?たすけない?」など、自分でえらべる映画もふえています。
これは「インタラクティブ映画」といって、映画とゲームがまざったような作品です!
🕹️ たとえば…
・キャラクターの行動を自分がきめる
・えらんだことでエンディングが変わる!
🤖 ③ AI(人工知能)が映画をつくる?
AIが「脚本(きゃくほん)」を書いたり、「声」や「映像」を作ったりする時代が来ています!
もうすでに、AIが作った短いアニメやストーリーが話題になっています。
これからは、「人とAIがいっしょに作る映画」も増えていきそうです!
📱 ④ スマホで映画を作る人がもっとふえる!
カメラも編集(へんしゅう)もスマホでできる時代なので、
小学生でも、映画を作って世界中に見せることができます!
YouTubeやTikTok、映画アプリなどで、「自分が作った映画を見てもらえる」ってすごいことです📱✨
🚀 未来の映画まとめ
| 新しいこと | どんな映画になる? |
|---|---|
| VR・AR | 映画の中に入れる! |
| インタラクティブ | 自分でストーリーをえらべる! |
| AI | 人工知能が作る映画も! |
| スマホ映画 | みんなが映画作家になれる! |
💬 最後にひとこと
映画の未来は、「もっと自由で、もっと近くて、もっと楽しい」ものになっていきます!
きみも未来の映画監督や俳優、声優、クリエイターになれるかもしれません✨

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