小学生にもわかる『土』


⭐︎土とは?

土(つち)は、地面にある茶色や黒っぽいもののことです。でも、ただの「よごれ」じゃありません。土は、植物を育てたり、虫や動物のすみかになったり、地球にとってとっても大事なものなんです!


🔍 土はなにからできているの?

土は、いろいろなものがまざってできています。

  1. 小さくなった石(いし)
     山や岩(いわ)が雨や風でこわれて、何年もかけて小さくなったものです。
  2. 植物や動物のしがい(死んだあと)
     葉っぱや虫が死んでくさると、それが土の一部になります。
  3. 水や空気
     土の中には水や空気もすこし入っています。これがないと植物が育ちません。
  4. 小さな生きもの
     ミミズや小さな虫、見えないバクテリアなどもたくさんいます。彼らは土をふかふかにしたり、食べものを分解(ぶんかい)したりして、土をよくしてくれます。

🌾 土のしごとってなに?

土には、たくさんの大切なおしごとがあります!

  • 植物を育てる
     根(ね)をしっかりささえて、水やえいようをあげます。
  • 水をたくわえる
     雨がふっても、すぐに流れないように水をすいこみます。
  • 生きものを守る
     たくさんの生きものが土の中ですんでいます。土はかれらの「おうち」です。
  • 地球をささえる
     山、森、畑(はたけ)、家や道も、みんな土の上にあります。

💡 土を大切にしよう!

でも、土はこわれやすいんです。ごみをすてたり、森を切ったりしすぎると、土が流されたり、かたくなってしまったりします。だから、自然を大切にして、土も守ることが大切です。

⭐︎何種類ある?

🏞 主な土の種類(しゅるい)は3つ!

① すな土(砂土・さど)

  • サラサラしていて、手でにぎってもかたまりません。
  • 水はすぐにしみこむけど、すぐに下に流れてしまいます。
  • 例:砂ばしのすな、うみの近くの土。

② つち土(壌土・じょうど)

  • いろいろなつぶがまざっていて、ちょうどいいバランス。
  • 水も空気もほどよくふくんでいて、植物がよく育ちます。
  • 例:畑(はたけ)や田んぼの土。

③ ねん土(粘土・ねんど)

  • つぶがとても小さくて、ベタベタします。
  • 手でにぎるとかたまりやすい。
  • 水をあまり通しませんが、たくさんためることができます。
  • 例:田んぼの底(そこ)や土器(どき)をつくる土。

🪴 その他にも…

ほかにも、まざり方や場所によってこんな土もあります:

  • 黒土(くろつち):黒っぽくて、たくさんのえいようがふくまれています。草や木の葉っぱがくさってできた土です。
  • 赤土(あかつち):鉄(てつ)をふくんでいて赤っぽい色。ちょっとかたいです。
  • 火山灰土(かざんばいつち):火山のばくだんみたいな灰(はい)からできた土。ふんわりしているけど、あまり水をすいません。

🌟 まとめ

土のなまえサラサラ?ネバネバ?水のすいこみ植物が育ちやすい?
すな土サラサラはやいけど流れやすい△(すこしにがて)
つち土ちょうどいいちょうどいい◎(とってもよい)
ねん土ネバネバすいこみにくい△(ちょっとむずかしい)

いろいろな土があって、それぞれにいいところもあればにがてなこともあります。植物や場所にあわせて、つかいわけるのが大事なんです!

⭐︎土が無いとどうなる?

土がなくなると、いのちにとってとても大きな**ピンチ!**になるんです。


🌱 ① 植物が育たない!

  • 土は、植物が根(ね)をはって立つ場所です。
  • 土の中から水やえいようをもらって、ぐんぐん育ちます。
  • 土がないと、野菜・くだもの・木・花などが育たなくなります。

🌽 → ❌ 田んぼや畑ができない!
🌸 → ❌ 花がさかない!


🐛 ② 土の中の生きものがすめない!

  • 土の中には、ミミズ・虫・バクテリアなどたくさんの生きものがくらしています。
  • かれらは、土をやわらかくしたり、くさった葉っぱを分解(ぶんかい)してくれたりします。
  • 土がないと、すみかがなくなってしまうのです。

🐄 ③ 動物や人間にもえいきょう!

  • 草がなくなると、草を食べる動物(うし・しか・うさぎ など)も生きられません。
  • その動物を食べる動物(ライオンなど)もいなくなってしまいます。
  • わたしたち人間も、野菜やお米が食べられなくなるし、住む場所もこまってしまいます。

🌎 ④ 地球がくずれてしまう!

  • 土は、雨がふったときに水をすいこむスポンジのようなはたらきがあります。
  • 土がなくなると、大雨で川があふれたり、山がくずれたりするおそれがあります。
  • 土は、地球を守ってくれているんです!

💡 まとめ:「土がない」と…

こんなことが起きるよ…
🌱 植物が育たない
🐛 生きものがすめない
🍎 食べものがなくなる
🏔 大雨でくずれることも

だから、土はとっても大切で、いのちの土台(どだい)なんです!
土がなくなったら、ぼくたちのくらしも地球もこまってしまう
んです。

⭐︎いつからある?

土は、地球がうまれてから すっごく長い時間をかけてできたんです!

🌍 地球ができたのは、なんと約46億年前!

でも、そのころの地球には、まだ土はありませんでした。
火山がふんかして、マグマがグツグツしていて、地面は**カチカチの岩(いわ)や石(いし)**だけでした。


⏳ 土が生まれたのはいつごろ?

🌧 約30〜40億年前ごろ、
雨や風がふって、岩(いわ)がすこしずつこわれて、小さなつぶになっていきました。

🌿 そして10億年くらいたったころ、
海の中にいたバクテリアや植物が、だんだん地上にも出てくるようになりました。
植物や小さな生きものが死んでくさることで、えいようたっぷりの土が少しずつできてきたのです。


🪨 土ができるには、なんと何千年もかかる!

たとえば、1センチの土を作るのに、100年〜1000年くらいかかることもあります!

だから、今ぼくたちがふんでいる土は、何万年、何十万年もかけてできた いのちのプレゼントなんです✨


🌟 まとめ:土はいつからある?

できごと時間
地球ができた約46億年前
岩がこわれはじめた約40億年前
小さな土がうまれはじめた約30〜35億年前
植物や生きもののえいきょうで土がふえた約10億年前から
いまのような土が広がってきた数十万年前〜現在

いまふんでいる土も、地球のなが〜い歴史の中で生まれた宝ものなんです😊

⭐︎土は無くならない?

🌱 答えは…
**がんばれば守れるけど、ほうっておくと少しずつ無くなることもある!**です。


💔 土が無くなってしまうことがある理由

① 土が流れちゃう(どしゃくずれ・かこう

  • 山や川の近くで木を切りすぎたりすると、雨がふったときに土がドバーッと流れてしまいます。
  • これを「土の流出(りゅうしゅつ)」といいます。

🟤 土 → 川 → 海へバイバイ…


② 土がかたくなる(コンクリートやアスファルト

  • 町や道路をつくるときに、土の上にコンクリートをしきつめます。
  • そうすると、土のはたらき(植物を育てる、水をすいこむ)ができなくなってしまうのです。

③ えいようがなくなる(農薬やつかいすぎ

  • 畑(はたけ)でずーっと同じ作物(さくもつ)を育てたり、強すぎるくすり(農薬)をつかうと、土の中の生きものがいなくなり、やせた土になってしまいます。

🌟 でも、大丈夫!土を守ることもできるよ!

どうやって守るの?

  • 🌳 木や草をうえつづける(根が土を守ってくれる)
  • 🐛 ミミズや小さな生きものを大事にする
  • 🚜 畑では「休ませる」時期を作る
  • 🚯 ごみやよごれをすてない

こうすることで、土は生き返って、また元気になれるんです!


🧠 まとめ:「土はなくならないの?」

答え
土はかんたんに無くなるの?❌ すぐにはなくならないけど、じわじわへってしまうこともあるよ
土はもとにもどせる?✅ お世話すれば、もどってくることもあるよ
守るにはどうする?🌿 自然を大事にすることがカギ!

土は、とてもゆっくり生まれるものだから、いまある土を大切に使わないと、未来には困ってしまうかもしれません。

「土は生きている」――だから、いっしょに守っていきたいです😊

⭐︎一番栄養のある土は?

それは…

🌿 黒土(くろつち) や 腐葉土(ふようど) です!

この2つの土は、植物が元気に育つための栄養がたっぷり入っているんです!


🟤 黒土(くろつち)ってなに?

  • 黒っぽい色をした土です。
  • 昔の草や葉っぱ、木などが長い時間をかけてくさって土になったものです。
  • 栄養が多く、水もよくすいこみます。
  • 畑(はたけ)やお米を作る田んぼにもよく使われています。

🪴 野菜やお花を育てるのにピッタリ!


🍂 腐葉土(ふようど)ってなに?

  • 「腐る(くさる)」+「葉っぱ(はっぱ)」=腐葉土!
  • 落ち葉や木のくきが**ミミズやバクテリアの力で分解(ぶんかい)**されてできた土です。
  • とってもふかふかで、えいようバツグン✨
  • 家庭さいえんや、園芸(えんげい)でもよく使われています。

🧤 自分で作ることもできる!(落ち葉+水+時間)


🍅 植物がよく育つ「理想(りそう)の土」は?

一番いいのは、この3つがバランスよくまざった土です:

土のタイプ特ちょう
黒土(くろつち)栄養が多い・水をよくすう
腐葉土(ふようど)生きものの力がいっぱい
壌土(じょうど)砂土+粘土+有機物がまざったバランスのいい土

このような土は、「団粒構造(だんりゅうこうぞう)」といって、空気と水の通り道がちゃんとあって、根っこがぐんぐん伸びるのにぴったりです!


🌟 まとめ:「一番栄養のある土は?」

土のなまえ栄養特ちょう
黒土(くろつち)◎ とても多い畑・田んぼによく使われる
腐葉土(ふようど)◎ バクテリアの力落ち葉から作られる、ふかふか
壌土(じょうど)◎ バランス良し砂・粘土・有機物がまざった土

土にも「元気な土」と「ちょっとつかれた土」があるんです!
だから、栄養のある土を作る・まもることがとっても大切なんです✨

⭐︎世界中に土はある?

🌱 答えは… はい! 世界中に土はあります!
でも、場所によって土の種類やようすはぜんぜんちがうんです!


🗺 土はどこにあるの?

場所土はある?特ちょう
森(もり)✅ たくさんある!落ち葉がくさって栄養たっぷりの土になる
畑(はたけ)・田んぼ✅ ある!野菜やお米が育つ、ふかふかの土
さばく(砂漠)✅ あるけど…サラサラすぎて、水や栄養がほとんどない
✅ ある!石がまざった土、雨で流れやすいこともある
氷の国(南極・北極)❄️ 一部にしかない氷の下に少しだけ土があるところもあるよ
海の中🌊 海底にも「海の土」がある泥(どろ)や砂がしずんでできた海底土(かいていど)

🌐 世界にはいろんな土があるよ!

土は気候(きこう)や植物、生きもののちがいによって、いろんな種類があるんです!

🌳 熱帯(ねったい)の森 →

葉っぱがいっぱい落ちて、**赤くてねっしんな土(ラトソル)**が多い!

🌾 くさ原(ステップ)→

とても栄養がある、**黒土(チェルノーゼム)**があるよ!

🏜 さばく →

水がすくないから、すなすなでかたい土


🧪 土の地図(ちず)もある!

世界中の土をしらべた「土の地図(Soil Map)」もあるんです!
国や研究者たちが力を合わせて、どんな土がどこにあるのか調べています。

これを使うと、
「この国ではどんな作物がそだつかな?」とか
「土がこわれてきてないかな?」
などが分かるんです!


🌟 まとめ:「世界中に土はある?」

質問答え
土は世界にある?✅ はい!ほとんどの場所にあります!
どこでも同じ?❌ いいえ、場所によってちがいます!
なんでちがうの?気温・雨・植物・生きもののちがいで変わるから

つまり、土は地球ぜんたいにあるけど、どこも同じじゃない!
それぞれの場所に**「その土地だけの土のせかい」**があるんです😊

⭐︎植物が生まれたのは土ができてから?

🔄 どっちが先? 土?それとも植物?

🌍 答えは…

最初の植物は、土ができる“前”に海の中で生まれました!

でも!
「土の上に生える植物」は、土ができたあとに生まれたんです!


🐚【むかしむかし】植物のはじまりは海の中

  • 35億年前
     海の中に、**光合成(こうごうせい)**をする小さな生きもの「シアノバクテリア」が生まれました。
  • このシアノバクテリアは、「水」と「光」でエネルギーを作って、**地球に酸素(さんそ)**をふやしてくれたんです!

🌊→ これが植物の“ご先祖さま”みたいな存在!


🪨【そのあと】土ができて、植物が地上へ!

  • 雨や風で岩(いわ)がくだけて、少しずつ土のもとができていきました。
  • 5億年前、コケのような小さな植物が、土がある地面の上にはじめて生えました!
  • そして、そのあとに木や花などが少しずつ進化(しんか)していきました🌳🌺

🧠 まとめ:「植物と土、どっちが先?」

できごといつごろポイント
最初の植物(バクテリア)約35億年前海の中で生まれた!
土のもとができはじめる約30〜40億年前岩がくだけてできた
土の上に植物が生える約5億年前土のおかげで地面にも植物が生まれた!

🌟 つまり…

🧪 海の植物 → 土の誕生 → 陸(りく)の植物!

土があったからこそ、いまわたしたちが見ている
🌳木・🌻花・🍅野菜などの植物が、地上に生まれてこられたんです!

⭐︎今後、土はどうなる?

➤ みんなが大事にすれば、土は元気に生きのこる!

➤ でも、ほうっておいたりこわしたりすると、土はこわれてしまうかもしれません…


⚠️ 土におきている心配なこと(今)

  1. 🌪 土が流れてしまう(「土の流出」)
    • 木を切りすぎたり、草をぬいてしまうと、雨で土が流れてしまいます。
    • 流れた土は川や海に行ってしまい、もどってこなくなることも。
  2. 🧪 土がよごれる
    • ゴミやくすり(農薬など)をたくさんつかうと、土の中の生きものが死んでしまうことも。
    • 栄養がなくなった土は、植物が育たなくなることもあります。
  3. 🏘 土の上がコンクリートだらけ
    • 町がふえると、土の上がアスファルトやコンクリートでおおわれます。
    • 水や空気がとおらず、土がかたくなり、役目をはたせなくなるんです。

🌟 でも大丈夫!土を守る動きもどんどん広がってるよ!

🌾 ① 「やさしい農業(のうぎょう)」がふえている!

  • 化学のくすりをへらしたり、自然のちからを使って作物をそだてる人がふえてきています。

🌳 ② 木をうえる活動がふえている!

  • 木は根(ね)っこで土をぎゅっとにぎってくれます。これで雨がふっても流れにくくなるんです。

🧑‍🔬 ③ 土のけんきゅうが進んでいる!

  • 科学者たちが、どうやったら土が元気になるかを研究してくれています!

🌏 未来の土はどうなる?(つちはかせの予想)

未来の土どうなる?ポイント
みんなで守った場合🌿 土はもっと元気になる!植物も生きものもハッピー!
ほうっておいた場合😢 土がこわれて、作物が育たなくなることも食べものや自然がへってしまう…

💡 ぼくたちにもできること!

  • ゴミを土にすてない!
  • 植物や木をたいせつにする!
  • 家で出た落ち葉などを、ふようどにする活動もステキ!

🧠 まとめ:「今後、土はどうなる?」

答え
土は未来もある?✅ あるよ!でも守らないとへってしまうかも…
守るには?🌿 自然をたいせつにして、土をつかいすぎない!
わたしたちにもできる?✅ うん!身の回りの自然を大切にすることがカギ!

だから、土の未来は、わたしたちの行動しだい!
「未来の地球を元気にしたいな」って気持ちが、とっても大きな力になるんです😊🌏✨

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