⭐︎ウナギとは?
🐍ウナギってどんな生きもの?
ウナギは、見た目がヘビのように長細い魚(さかな)です。川や海にすんでいて、日本ではとくに夏によく食べられる「うな重(じゅう)」でも有名です。
🌊どこにすんでるの?
ウナギは、日本の川や湖(みずうみ)で見つかりますが、生まれたばしょは、じつはとても遠くの「海」なんです。
**マリアナ海溝(かいこう)ちかくの「海の深いところ」**で生まれて、そこから長い旅をして日本の川にやってきます。
🐟どうやって生きているの?
ウナギは小さなエビや虫(むし)、小魚を食べて生きています。夜になると動き出して、ごはんをさがします。
昼間は石のかげや土の中にかくれていることが多いので、見つけるのがむずかしい魚です。
🔁ウナギの一生(いっしょう)
- 海で生まれる(たまご)
- レプトケファルスという赤ちゃんになる(体が透明)
- 黒くなって「シラスウナギ」になる(川にのぼる)
- 大人のウナギになる(川や湖で大きくなる)
- また海にもどって、たまごをうむ
このように、ウナギは海と川の両方で生きるすごい魚なんです!
📉今、ウナギがへっているの?
はい、とてもへっています。
・川にダムができてのぼれなくなったり
・水がよごれたり
・とりすぎたりして
ウナギの数が少なくなっているのです。
だから、自然を守ることがとても大切です。
🌟まとめ
- ウナギは海で生まれて川で育つ魚です
- へびのような形をしていて、夜に活動します
- 日本人にとっては大切な食べ物でもあります
- 今は数が減っているので、大事にしないといけません
⭐︎いつ誕生し、どう進化してきた?
🕰️ウナギはいつ誕生したの?
ウナギのご先祖さまは、およそ1億年〜1億2千万年前に登場したと考えられています。これは、恐竜(きょうりゅう)がいた時代と同じくらい昔です!
そのころのウナギは、今のように細長い体ではなく、もっと普通の魚の形をしていたと考えられています。
🐟どうやって進化してきたの?
① 川と海を行き来できるように進化!
昔の魚は海にすんでいただけでしたが、エサが多い川にも行けるように体が進化しました。
→ その結果、
**海で生まれて、川で育つ「回遊(かいゆう)魚」**になりました。
② 細長い体に変化!
ウナギは、川の石の下や土の中にもぐってすむために、ヘビのような細い体に進化しました。これで、すき間にもスルスル入れます。
③ 夜に活動する性格に!
昼間に動くと、ほかの動物に食べられやすいので、夜にこっそり活動する性格になりました。これも生きのこるための進化です。
🌍 世界のウナギの仲間
世界にはウナギのなかまが19種類ほどいて、アフリカやヨーロッパ、アジアなどにも広がっています。
でも、「ニホンウナギ」は日本や東アジアにだけすんでいる特別な種類です。
🧬ウナギの進化のふしぎ
ウナギの赤ちゃん(レプトケファルス)は透明で、葉っぱのような形をしています。
これは他の魚とはちがう特別な形で、ウナギの進化のひみつを知る手がかりとされています。
📚まとめ
- ウナギは約1億年以上前に誕生しました
- 海と川を行き来する能力を持ち、体を細長く進化させてきました
- 生きのこるために夜に活動し、川のすき間に入れる体を手に入れました
- 世界中に19種類ほどのウナギの仲間がいます
⭐︎ウナギを初めて食べた日本人は?
だれが最初に食べたかは、はっきりとは分かっていません。でも、かなり昔から日本で食べられていたことは、記録にのこっています。
🏯いちばん古い記録は?
ウナギについてのいちばん古い記録は、なんと今から1300年くらい前、奈良時代(ならじだい)の文(ぶん)に出てきます。
それは、『万葉集(まんようしゅう)』という日本最古の歌の本の中にある、**大伴家持(おおとものやかもち)**の歌です。
石麻呂(いしまろ)に 我れ物申す 夏やせに
よしといふものぞ **鰻(むなぎ)**取り食せ
という歌があって、「夏バテにはウナギがいいぞ!」とすすめている内容なんです。
このことから、奈良時代にはすでにウナギを食べる習慣があったことが分かります。
👤最初に食べた人は不明。でも…
ウナギは、日本の川や湖に昔からすんでいたので、もっと昔の縄文時代(じょうもんじだい)にも食べられていた可能性があります。
実際に、貝塚(かいづか)からウナギの骨が見つかった場所もあるんですよ!
だから、ウナギを最初に食べた日本人は、
🏹 縄文時代のどこかの「ひとりの漁師さん」だったかもしれません。
🍱どうして食べられるようになったの?
ウナギは、見た目がへびみたいで少しこわいと思う人もいますが、
- おいしい!
- 元気が出る!
- 焼くと香ばしい!
などの理由から、昔の人たちが工夫して料理し、広まったと考えられています。
📝まとめ
- ウナギを最初に食べた人は分かっていません
- 奈良時代の万葉集にウナギの記録があります
- さらに古い縄文時代にも食べられていたかもしれません
- 最初に食べたのは、勇気ある昔の漁師さんかも!
⭐︎なぜ美味しい?元気が出る?
🍴なぜウナギは美味しいの?
ウナギがおいしいのは、味・脂(あぶら)・香りがそろっているからです!
✅ ① 脂(あぶら)がのっているから
ウナギは体に良質な脂(とくにDHAやEPA)をたくさんもっています。
この脂がとけることで、とろっとした食感とコクのある味になるんです。
✅ ② 焼いたときの香りがたまらない
ウナギを「蒲焼き(かばやき)」にすると、タレと脂がこげて、こうばしい香りが出ます。
この香りには、「食欲をそそるにおい」がふくまれていて、脳が「おいしそう!」と感じます。
✅ ③ タレの甘辛さ
うなぎのタレはしょうゆ・みりん・さとうなどで作られていて、ウナギのうま味ととても合います。
このタレも、おいしさのひみつです。
💪なぜウナギを食べると元気が出るの?
ウナギには、からだにうれしい栄養(えいよう)がたっぷりふくまれています!
✅ ① ビタミンA(エー)
目や皮ふを元気にしてくれます。
✅ ② ビタミンB1(ビーワン)
夏バテや疲れをふせぐ「元気のビタミン」です!
✅ ③ DHA・EPA(おさかなの油)
頭や血の流れに良く、集中力もアップします。
✅ ④ たんぱく質
体をつくる材料になります。お肉と同じくらいパワーがあります。
🐟昔の人はどう思っていた?
昔の人たちも、ウナギを食べると「力がわいてくる!」と気づいていました。
だから夏バテしやすい土用の丑(うし)の日に、ウナギを食べる風習(ふうしゅう)ができたんです。
📚まとめ
- ウナギは脂と香り、タレのうまみでとっても美味しい
- ビタミンやDHAなどが多くて、元気が出る栄養たっぷり
- 昔から「スタミナ食」として大事にされてきた
⭐︎さばくのは難しい?
🐟 はい、とても難しいです!
ウナギは、魚の中でもさばくのが一番むずかしいと言われている魚のひとつなんです。
❓なぜむずかしいの?
✅ ① ヌルヌルしてすべる!
ウナギの体には**ぬるぬるした粘液(ねんえき)**があって、まな板の上でもすべってしまいます。
しっかりつかまえないと、手から逃げてしまうこともあります。
→ 職人さんは、「目打ち(めうち)」というくぎのような道具を使って、まな板にウナギの頭をさして動かないようにします。
✅ ② とても力が強い!
生きているウナギは、びっくりするくらい元気に動きます。
しかも、細長くてグニャグニャしているので、さばくのがたいへん!
✅ ③ 骨がかたい!そして多い!
ウナギの骨は小さくて細かくて、かたいんです。
きれいに開くには、**ウナギ用の特別な包丁(ほうちょう)**が必要です。
✅ ④ 開き方に「流派(りゅうは)」がある!
ウナギのさばき方には、
- 背開き(せびらき):関東(東京など)のやり方
- 腹開き(はらびらき):関西(大阪など)のやり方
があります。どちらも職人さんが長年かけて練習して身につける技術なんです。
👨🍳職人さんはどうしているの?
ウナギ専門のお店では、何年も修行(しゅぎょう)した職人さんが、見事な手さばきでウナギをさばいています。
一尾をわずか数十秒~1分ほどで開いてしまう人もいるんです!
📝まとめ
- ウナギはぬるぬるして動きがはげしいので、さばくのがむずかしい
- 専用の道具と高い技術が必要
- 熟練した職人さんが長年の練習で身につけた技です
ウナギをおいしく食べられるのは、そうした職人さんたちのおかげでもあるんです。
もしウナギをさばくところを見たことがなければ、一度見てみると「おぉーっ!」と感動すると思います!
⭐︎天然のウナギを食べるには?
🐟「天然のウナギ」ってなに?
まず、ウナギには大きく分けて2種類あります。
| 種類 | 特ちょう |
|---|---|
| 天然ウナギ | 自然の川や湖で育ったウナギ |
| 養殖ウナギ | 人がえさをあげて育てたウナギ(お店に多い) |
天然ウナギは、自然の中で自由に育ったウナギなので、数が少なくてとても貴重(きちょう)なんです。
🗺️ 天然ウナギを食べるには?
✅ ① 天然ウナギを出すお店をさがす
一番かんたんな方法は、「天然ウナギあります」と書いてあるお店で食べることです。
でも、ふつうのお店ではほとんどが養殖(ようしょく)ウナギなので、ネットで調べたり、電話で聞いたりして探す必要があります。
例:
- 山の中の旅館や料理屋(川の近く)
- 老舗(しにせ)のうなぎ専門店(時期限定で天然もの)
✅ ② 自分でつかまえて食べる
すごくチャレンジしたい人は、自分でウナギをとるという方法もあります。
やり方の例:
- 夜、川や用水路でウナギを「延べ竿(のべざお)」で釣る
-「うなぎ筒(つつ)」や「ワナ」でつかまえる
📌ただし!
- 許可が必要な川もあります(勝手にとるのはダメ)
- 毒のある魚とまちがえないよう注意
- 調理(ちょうり)もむずかしいので、大人といっしょにやりましょう
🧠 養殖と天然、ちがいはあるの?
| ちがい | 天然ウナギ | 養殖ウナギ |
|---|---|---|
| 味 | 香りが強く、しっかりした身 | やわらかく、脂がのっている |
| 値段 | 高い(時に1万円以上) | 手ごろ(1,000円~3,000円くらい) |
| 手に入りやすさ | めったに出回らない | スーパーなどでも買える |
天然ウナギは川の香りがして、「これぞ自然の味!」と感じる人が多いです。
🎣まとめ
- 天然ウナギは、自然の川や湖で育ったとても貴重なウナギ
- 食べるには、天然ウナギを出す専門店を探すのがいちばん早道
- 自分で釣ることもできるけど、ルールや安全に注意が必要
- 味も香りもちがい、天然ならではの「野生のうまみ」がある!
天然ウナギはまるで「自然からのごほうび」のような存在です。
もしチャンスがあれば、ぜひ一度味わってみてください!
⭐︎ニホンウナギはどこで生まれる?
🐣ニホンウナギはどこで生まれるの?
答えは…
フィリピンの東、マリアナ諸島(しょとう)の近くの海です!
場所でいうと、日本から南へ約2,000~3,000キロもはなれた、とても深い太平洋の海の中です。
そこは「スルガ海山(かいざん)ちたい」とよばれる、海の山のあたりです。
🗺️ 地図でいうとどこ?
- 日本列島の南
- グアムのちょっと北
- とっても深い海(海の深さが数千メートルもある!)
このあたりは、「マリアナ海溝(かいこう)」といって、地球で一番深い場所の近くでもあります。
ウナギはそんな海の底近くでこっそり卵をうむんです!
🧬どうやってわかったの?
ウナギは長い間「どこで生まれるのか分からないナゾの魚」でした。
でも、日本の研究者たちが、
- 小さな赤ちゃんウナギ(レプトケファルス)を見つけて
- だんだん南へたどっていって
- 最後に卵やお腹に卵をもった親ウナギを発見!
こうして、ようやく2009年ごろに「ここがふるさとだ!」とわかったのです。
🐟どうやって日本に来るの?
ウナギの赤ちゃんは、とても小さくて透明です。
その名前は「レプトケファルス」といいます。
その赤ちゃんが、海の流れ(黒潮くろしお)に乗って、数千キロの旅をして日本にたどりつきます。
時間にするとおよそ半年〜1年もかかるんです!
📘まとめ
- ニホンウナギは、**フィリピン東の深い海(マリアナ海域)**で生まれます
- 日本からはるか2,000〜3,000km南の遠い海です
- 生まれた赤ちゃんは、海の流れに乗って日本に来るんです
- このナゾをといたのは、日本の研究者たちの長年の努力でした!
ウナギの赤ちゃんの旅はとても長くて大変。でも、それをのりこえて日本にたどりつくなんて、本当にすごい生命力です!
⭐︎なぜそこでしか生まれない?
🌊なぜマリアナ近くでしか生まれないの?
いまのところ、ニホンウナギは世界中でその場所でしか産卵(さんらん)していないことが分かっています。
理由は、はっきりとは分かっていませんが、考えられている理由がいくつかあります。
✅ ① 海の流れ(黒潮)に乗るのにピッタリだから
マリアナのあたりの海は、「黒潮(くろしお)」という強い海の流れのスタート地点です。
この黒潮に乗れば、ウナギの赤ちゃん(レプトケファルス)は自分で泳がなくても、エサの多い日本までたどりつけるんです。
🚼 ウナギの赤ちゃんは体がとても小さいので、長く泳ぐのが苦手です。
だから、海の流れをうまく使える場所を選んでいると考えられます。
✅ ② 水の温度や深さがちょうどいい
ウナギは**水の温度や深さにとても敏感(びんかん)**な生きものです。
- マリアナの海は、あたたかくて深くて、静かな海底が広がっています
- 卵をうんだり、赤ちゃんが育つのに**ちょうどいい環境(かんきょう)**だと考えられます
🥚 ウナギの卵はとてもやわらかく、冷たい海やあらしの多い場所では生きのこりにくいのです。
✅ ③ 何万年も前から決まった「ふるさと」だから
ウナギは何万年も前から同じ場所で産卵してきたと考えられます。
これは「本能(ほんのう)」といって、動物がうまれつきもっている「生きのこるための知恵」です。
🧭 ウナギは目印もない深い海の中を、「におい」や「地磁気(ちじき)」をたよりに正確に自分の生まれた場所に帰ってくると考えられています。
🤔ほかの場所じゃダメなの?
もしかしたら、昔チャレンジしたけどうまくいかなかったのかもしれません。
・エサがなかった
・流れがつよすぎた
・赤ちゃんが日本までたどりつけなかった
などなど…
だから今では、いちばん安全で成功率が高い場所にしぼって産卵していると考えられています。
📘まとめ
- ニホンウナギがマリアナ近くでしか生まれないのは、
黒潮に乗れる・環境がいい・本能で決まっているなどの理由があると考えられています - その場所は、何万年もかけて選ばれた「いのちのふるさと」
- でも、じつはまだはっきりとは分かっていないことも多いんです!
ウナギは「ナゾの多い魚」として、世界中の科学者たちが今も研究しています。
もしかしたら、将来きみがそのナゾをとく科学者になるかもしれません!
⭐︎ウナギは世界中で食べられている?
🌍ウナギは世界中で食べられている?
✅ 答え:はい、一部の国ではよく食べられています!
でも、「どこでも人気!」というわけではなく、特にアジアとヨーロッパで人気が高いんです。
🍣【日本】
言わずと知れた**うな重(じゅう)・うな丼(どん)・蒲焼き(かばやき)**が有名ですね!
夏の「土用の丑の日」に食べる人が多いです。
🇰🇷【韓国(かんこく)】
韓国でもウナギは**健康食(スタミナ料理)**として人気です。
しょうゆダレで焼いたり、スープにしたりして食べられます。
🇨🇳【中国(ちゅうごく)】
中国ではウナギを炒め物(いためもの)やスープに使ったり、薬膳(やくぜん)料理として食べます。
とくに広東料理(かんとんりょうり)で人気があります。
🇹🇼【台湾(たいわん)】
台湾では、日本のうな丼に近い料理があり、タレも甘辛で似ています。
ウナギ専門のお店もたくさんあります。
🇮🇹【イタリア】
イタリアでは「アンギッラ(Anguilla)」とよばれ、クリスマスのごちそうとしてウナギを食べる習慣があります。
オリーブオイルやトマトで煮込んだ料理にすることが多いです。
🇪🇸【スペイン】
ウナギの赤ちゃん(シラスウナギ)をオリーブオイルとニンニクでいためた料理が人気です。
これを「アンギュラス(Angulas)」といいます。
🇫🇷【フランス】
フランスではウナギを白ワインで煮たり、ゼリー寄せにする料理があります。
とても高級な食材としてあつかわれています。
🌎アメリカやオーストラリアでは?
これらの国ではあまり食べる文化がありません。
でも最近は、おすしの「うなぎロール」などが人気になっていて、少しずつ広がってきています。
📉世界でウナギが減っていることも…
ウナギは人気のある食材ですが、とりすぎや環境の悪化で数がへっていて、
ヨーロッパウナギは絶滅(ぜつめつ)のおそれがある生き物として守られています。
だから、養殖(ようしょく)や自然保護の取りくみも世界中で進められています。
📘まとめ
- ウナギは、アジアやヨーロッパを中心に世界中で食べられています
- 国ごとにちがう料理法や文化があります
- とても人気ですが、数がへってきているため、大切にしなければなりません
世界のいろいろなウナギ料理、どれもおいしそうです!
⭐︎今後、ウナギはどうなる?
🐟 今、ウナギはどうなっているの?
じつは、ニホンウナギは数がどんどん減ってきています。
原因はおもに次のようなことです:
❌ ウナギがへっている理由
- とりすぎ(赤ちゃんのウナギ=シラスウナギも大量につかまえられる)
- 川にダムができて、のぼれなくなった
- 水がよごれてしまった
- 産卵場所までたどりつけない
- 気候変動(きこうへんどう)で海の流れが変わっている
🔮今後どうなるの?
このまま何もしないと……
▶️ 絶滅(ぜつめつ)の心配がある
ニホンウナギはすでに、
**「絶滅のおそれがある生き物(レッドリスト)」**に入っているんです。
つまり、「このままではいなくなってしまうかもしれない」生きものということです。
🌱でも、未来を変える動きもある!
✅ ① 養殖(ようしょく)の研究が進んでいる!
今は自然の赤ちゃんウナギを育てる養殖が多いですが、
最近では「たまごから大人まで完全に人工で育てる研究」も進んでいます。
これがうまくいけば、自然のウナギをとらなくてもすむようになります。
✅ ② 川をのぼれる道「魚道(ぎょどう)」をつくる
ダムの横に、ウナギやサケがのぼれる小さな階段みたいな川をつけて、
自然に帰れるようにするしくみです。
✅ ③ 海や川の環境を守る活動
川のゴミをひろったり、農薬をへらしたりして、
ウナギがすみやすい自然を守ろうという取りくみもふえています。
🧒ぼくたち・わたしたちにできること
- ウナギをむだにしない・食べすぎない
- 自然を大切にする心を持つ
- ウナギや川のことを学んで、家族や友だちに伝える
それだけでも、ウナギの未来はきっと変えられます!
📘まとめ
- ウナギは今、絶滅の心配がある生きものです
- でも、人間の努力で守れるチャンスがある
- 未来のために、研究・自然保護・思いやりの心が大切です
ウナギがこれからも川や湖にすんで、私たちの食卓にも来てくれるように――
みんなの力で、ウナギを守っていきましょう!

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